Bless Myself 歌詞 角松敏生 ふりがな付

最後さいごの荷物にもつをかたづければ
なんて広ひろい部屋へや
何気なにげなく暮くらした日々ひびが
淋さびしげに揺ゆれてる

舗道ほどうを落葉おちばが飾かざる頃ころに
あの遠とおい街まちで
約束やくそくのリングを交かわして微笑ほほえむ
違ちがう私わたしがいるの
失なくしたものは何なにも
ないつもりだから
あなたももう私わたしのことは想おもい出ださないでね

あなたの側そばにはもう誰だれかが
眠ねむっていますか
わがままや無口むくちで困こまらせないでね
大切たいせつにしてあげて
迷まようことなど何なにも
ないつもりだけど
あの頃ころのことがまだ少すこしだけまぶしく見みえる

ああ流ながされてゆく時ときの中なかでいま

穏おだやかな毎日まいにちが
始はじまろうとしてる
私わたしのことならもう大丈夫だいじょうぶだから
あなたのことは今いまも
気きにかかるけれど
それも今日きょうでやめるわ
すべて遠とおい想おもい出でに