退屈な日曜日 歌詞 酒井美紀 ふりがな付

退屈たいくつな日曜日にちようび どうしよう……
「いつだって元気げんきだね」と そう言いうけど
そんなことないよ 知しらないからそう言いえるのよ
笑わらうことも 泣なくことも
出来できなくなる日ひだって 時ときにあるのよ

いつしか降ふり出だした雨あめ
憂鬱ゆううつな気分きぶんもそのせいかしら
あいつに電話でんわしようか
それよりもこのまま夢ゆめみましょうか

「悩なやんだりしないでしょ?」と ねえ言いうけど
そんなことないよ 見みせないからそう思おもうのよ
私わたしだって17歳さい
明あかるいばかりの子こじゃ いられないのよ

いつしか雨あめは上あがって
ため息いきの向むこうに水色みずいろの空そら

いくつ こんな想おもいを抱かかえて
何処どこへ 向むかうの?

「いつだって元気げんきだね」と そう言いうけど
そんなことないよ 知しらないからそう言いえるのよ
ひとりきりの日曜日にちようび
鏡かがみの中なかには 迷子まいごの私わたしが揺ゆれてる
だけどきっと 明日あしたには
いつもの私わたしになる そんなものよね