枯かれ葉は散ちらして 吹ふく木枯こがらしが
夢ゆめも連つれてく 晩秋ばんしゅうの町まち
遠とおくはぐれた あの温ぬくもりを
追おえば未練みれんも かじかんで
かじかんで…
越後平野えちごへいやは 冬ふゆ間近まぢか
小千谷おぢやつむぎの 残のこり香が抱だけば
紅べにの名残なごりに 涙なみだがにじむ
たどり着つけない この恋こいだけど
せめて逢あわせて もう一度いちど
もう一度いちど…
越後平野えちごへいやの 冬ふゆ銀河ぎんが
北風かぜに飛とび立たつ 冬鳥ふゆどりたちよ
どこへ行いくのか 凍いてつく空そらを
愛あいを失なくした 女おんなの胸むねに
二度にどと止やまない 雪ゆきが降ふる
雪ゆきが降ふる…
越後平野えちごへいやは 冬ふゆさなか
枯kaれre葉ha散chiらしてrashite 吹fuくku木枯kogaraしがshiga
夢yumeもmo連tsuれてくreteku 晩秋bansyuuのno町machi
遠tooくはぐれたkuhagureta あのano温nukuもりをmoriwo
追oえばeba未練mirenもmo かじかんでkajikande
かじかんでkajikande…
越後平野echigoheiyaはha 冬fuyu間近majika
小千谷ojiyaつむぎのtsumugino 残nokoりri香ga抱daけばkeba
紅beniのno名残nagoりにrini 涙namidaがにじむganijimu
たどりtadori着tsuけないkenai このkono恋koiだけどdakedo
せめてsemete逢aわせてwasete もうmou一度ichido
もうmou一度ichido…
越後平野echigoheiyaのno 冬fuyu銀河ginga
北風kazeにni飛toびbi立taつtsu 冬鳥fuyudoriたちよtachiyo
どこへdokohe行iくのかkunoka 凍iてつくtetsuku空soraをwo
愛aiをwo失naくしたkushita 女onnaのno胸muneにni
二度nidoとto止yaまないmanai 雪yukiがga降fuるru
雪yukiがga降fuるru…
越後平野echigoheiyaはha 冬fuyuさなかsanaka