たとえ片袖かたそで 濡ぬれようと
寒さむくなかった 二人ふたりなら
恋こいを失なくした 女おんなには
しずく冷つめたい ひとり傘かさ
青あおむらさきの つゆ草くさの
花はなによく似にた ああ みれん雨あめ
愛あいを信しんじて 来きたけれど
いつか切きれてた 絆きずな糸いと
憎にくいあなたの 裏切うらぎりを
憎にくみ切きれない 意気地いくじなし
青あおむらさきの つゆ草くさの
花はなのしずくか ああ みれん雨あめ
音おとも立たてずに 降ふるものを
泣ないて聴きこえる 私わたしには
胸むねの面影おもかげ 消きえるまで
女おんなごころに 降ふり続つづく
青あおむらさきの つゆ草くさの
花はなに染そまった ああ みれん雨あめ
たとえtatoe片袖katasode 濡nuれようとreyouto
寒samuくなかったkunakatta 二人futariならnara
恋koiをwo失naくしたkushita 女onnaにはniha
しずくshizuku冷tsumeたいtai ひとりhitori傘kasa
青aoむらさきのmurasakino つゆtsuyu草kusaのno
花hanaによくniyoku似niたta ああaa みれんmiren雨ame
愛aiをwo信shinじてjite 来kiたけれどtakeredo
いつかitsuka切kiれてたreteta 絆kizuna糸ito
憎nikuいあなたのianatano 裏切uragiりをriwo
憎nikuみmi切kiれないrenai 意気地ikujiなしnashi
青aoむらさきのmurasakino つゆtsuyu草kusaのno
花hanaのしずくかnoshizukuka ああaa みれんmiren雨ame
音otoもmo立taてずにtezuni 降fuるものをrumonowo
泣naいてite聴kiこえるkoeru 私watashiにはniha
胸muneのno面影omokage 消kiえるまでerumade
女onnaごころにgokoroni 降fuりri続tsuduくku
青aoむらさきのmurasakino つゆtsuyu草kusaのno
花hanaにni染soまったmatta ああaa みれんmiren雨ame