風蕭蕭かぜしょうしょうと 吹ふきわたり
砂塵さじんをまいて 夢ゆめが舞まう
男おとこごころを かりたてる
熱あつい思おもいを 誰だれに語かたろう
晨あしたに開ひらく 花はなあれば
夕ゆうべに枯かれる 花はなもある
風かぜに嬲なぶられ 散ちり急いそぐ
花はなの涙なみだは 誰だれも知しらない
風蕭蕭かぜしょうしょうと 吹ふく時ときも
落葉おちばに 罪つみはないものを
若わかい命いのちを 道みちづれに
夢ゆめの償つぐない いかにせんかな
弧こ愁こしゅうの岸きしに 陽ひは落おちて
男おとこは風かぜか 逝いく水みずか
肩かたでさらばを 告つげながら
行いくは何処いずこぞ 二度にどと還かえらず
行いくは何処いずこぞ 二度にどと還かえらず
風蕭蕭kazesyousyouとto 吹fuきわたりkiwatari
砂塵sajinをまいてwomaite 夢yumeがga舞maうu
男otokoごころをgokorowo かりたてるkaritateru
熱atsuいi思omoいをiwo 誰dareにni語kataろうrou
晨ashitaにni開hiraくku 花hanaあればareba
夕yuuべにbeni枯kaれるreru 花hanaもあるmoaru
風kazeにni嬲nabuられrare 散chiりri急isoぐgu
花hanaのno涙namidaはha 誰dareもmo知shiらないranai
風蕭蕭kazesyousyouとto 吹fuくku時tokiもmo
落葉ochibaにni 罪tsumiはないものをhanaimonowo
若wakaいi命inochiをwo 道michiづれにdureni
夢yumeのno償tsugunaいi いかにせんかなikanisenkana
弧ko愁kosyuuのno岸kishiにni 陽hiはha落oちてchite
男otokoはha風kazeかka 逝iくku水mizuかka
肩kataでさらばをdesarabawo 告tsuげながらgenagara
行iくはkuha何処izukoぞzo 二度nidoとto還kaeらずrazu
行iくはkuha何処izukoぞzo 二度nidoとto還kaeらずrazu