あてもないのに 夕ゆうげの支度したく
いつもおまえは ふたりぶん
雪ゆきわり草ぐさの 好すきなやつ
日陰ひかげの恋こいに 耐たえるやつ
薄うすい情じょうを うらんでおくれ
あれからふた冬ふゆ もうすぎた
飾かざり窓まどさえ もう春はるなのに
ひと目め気きにして 裏通うらどおり
雪ゆきわり草ぐさの 好すきなやつ 苦労くろうもくちに
しないやつ
心こころゆるして 初はじめてみせた
まぶしい素顔すがおが 目めにしみる
夢ゆめがさめたら もういないよで
眠ねむれないって うるむ声こえ
雪ゆきわり草ぐさの 好すきなやつ 手てと手てをくんで
ねむるやつ
寒さむい季節きせつも つぼみはあかい
咲さかせてやりたい 幸しあわせに
あてもないのにatemonainoni 夕yuuげのgeno支度shitaku
いつもおまえはitsumoomaeha ふたりぶんfutaribun
雪yukiわりwari草gusaのno 好suきなやつkinayatsu
日陰hikageのno恋koiにni 耐taえるやつeruyatsu
薄usuいi情jouをwo うらんでおくれurandeokure
あれからふたarekarafuta冬fuyu もうすぎたmousugita
飾kazaりri窓madoさえsae もうmou春haruなのにnanoni
ひとhito目me気kiにしてnishite 裏通uradooりri
雪yukiわりwari草gusaのno 好suきなやつkinayatsu 苦労kurouもくちにmokuchini
しないやつshinaiyatsu
心kokoroゆるしてyurushite 初hajiめてみせたmetemiseta
まぶしいmabushii素顔sugaoがga 目meにしみるnishimiru
夢yumeがさめたらgasametara もういないよでmouinaiyode
眠nemuれないってrenaitte うるむurumu声koe
雪yukiわりwari草gusaのno 好suきなやつkinayatsu 手teとto手teをくんでwokunde
ねむるやつnemuruyatsu
寒samuいi季節kisetsuもmo つぼみはあかいtsubomihaakai
咲saかせてやりたいkaseteyaritai 幸shiawaせにseni