夜空よぞらにけむる 湯ゆの町まちを
月つきのしずくに ぬれてゆく
夢ゆめもやぶれて 泣なける身みに
吐息といきさびしい しのび酒ざけ
酔よえば未練みれんの 旅たびの宿やど
狭霧さぎりをだいた 山やまあいに
心こころかよわす 水みずの音おと
揺ゆれて咲さいてる 野のの花はなも
弱よわいおんなの 胸むねを打うつ
落おとす涙なみだに 風かぜが啼なく
想おもい出でつづる 湯ゆの川かわに
傷きずをいやせば 山鳩やまばとの
声こえもせつなく ほろほろと
くれる情なさけの やさしさよ
明日あすをさがして 旅たびの宿やど
夜空yozoraにけむるnikemuru 湯yuのno町machiをwo
月tsukiのしずくにnoshizukuni ぬれてゆくnureteyuku
夢yumeもやぶれてmoyaburete 泣naけるkeru身miにni
吐息toikiさびしいsabishii しのびshinobi酒zake
酔yoえばeba未練mirenのno 旅tabiのno宿yado
狭霧sagiriをだいたwodaita 山yamaあいにaini
心kokoroかよわすkayowasu 水mizuのno音oto
揺yuれてrete咲saいてるiteru 野noのno花hanaもmo
弱yowaいおんなのionnano 胸muneをwo打uつtsu
落oとすtosu涙namidaにni 風kazeがga啼naくku
想omoいi出deつづるtsuduru 湯yuのno川kawaにni
傷kizuをいやせばwoiyaseba 山鳩yamabatoのno
声koeもせつなくmosetsunaku ほろほろとhorohoroto
くれるkureru情nasaけのkeno やさしさよyasashisayo
明日asuをさがしてwosagashite 旅tabiのno宿yado