しまい忘わすれた 風鈴ふうりんが
秋あきの夜風よかぜに 泣ないてます
あなたは 夏なつのせいにして
想おもい出でだけを 置おいてゆく
もう何なにも言いわないで
わたし以外いがいの 女おんなのために
夢ゆめに咲さいて 咲さいては散ちる さだめなら
時ときをこえて 生うまれ変かわり いつの日ひか
あなたの胸むねで咲さかせて 離はなさないで
沈しずむ夕日ゆうひに せかされて
人ひとは家路いえじを 急いそぐけど
わたしのもとへ 訪おとずれる
あの足音あしおとは 聞きこえない
ひと夏なつの まぼろしに
笑わらい方かたさえ 奪うばわれたまま
めぐり逢あいの いたずらよと 恨うらみつつ
赤あかい絆きずな たぐり寄よせて もう一度いちど
あなたの胸むねで散ちらせて 眠ねむらせて
夢ゆめに咲さいて 咲さいては散ちる さだめなら
時ときをこえて 生うまれ変かわり いつの日ひか
あなたの胸むねで咲さかせて 離はなさないで
しまいshimai忘wasuれたreta 風鈴fuurinがga
秋akiのno夜風yokazeにni 泣naいてますitemasu
あなたはanataha 夏natsuのせいにしてnoseinishite
想omoいi出deだけをdakewo 置oいてゆくiteyuku
もうmou何naniもmo言iわないでwanaide
わたしwatashi以外igaiのno 女onnaのためにnotameni
夢yumeにni咲saいてite 咲saいてはiteha散chiるru さだめならsadamenara
時tokiをこえてwokoete 生uまれmare変kaわりwari いつのitsuno日hiかka
あなたのanatano胸muneでde咲saかせてkasete 離hanaさないでsanaide
沈shizuむmu夕日yuuhiにni せかされてsekasarete
人hitoはha家路iejiをwo 急isoぐけどgukedo
わたしのもとへwatashinomotohe 訪otozuれるreru
あのano足音ashiotoはha 聞kiこえないkoenai
ひとhito夏natsuのno まぼろしにmaboroshini
笑waraいi方kataさえsae 奪ubaわれたままwaretamama
めぐりmeguri逢aいのino いたずらよとitazurayoto 恨uraみつつmitsutsu
赤akaいi絆kizuna たぐりtaguri寄yoせてsete もうmou一度ichido
あなたのanatano胸muneでde散chiらせてrasete 眠nemuらせてrasete
夢yumeにni咲saいてite 咲saいてはiteha散chiるru さだめならsadamenara
時tokiをこえてwokoete 生uまれmare変kaわりwari いつのitsuno日hiかka
あなたのanatano胸muneでde咲saかせてkasete 離hanaさないでsanaide