見返り美人 歌詞 BORO ふりがな付

やがて夜よるの中なかで 女おんなは語かたり出だす
心こころにとげとげしく刺ささる 別わかれの言葉ことば
許ゆるせるはずもないけれど
仕方しかたがないなと言いいながら
笑わらってみせたその声こえはなんとなく泣ないている
ちょっと待まっておくれ 夜よるの向むこうに
ちょっと待まっておくれ 心こころを流ながすのは

昨日きのうまでの恋こいを今日きょうは忘わすれて
誰だれかにすがりつくなんて嘘うそでしょう
ここ一番いちばんという時ときに しくじる癖くせはなおらない
だから泣ないてもしょうがない 別わかれはつきまとう
ちょっと待まっておくれ 今夜こんやはせめて
ちょっと待まっておくれ 心こころを流ながすのは

やがて夜よるの顔かおで 女おんなは出でて行いく
地面じめんに突つき刺ささるような 昼ひるがいて
本当ほんとうに愛あいした人ひとにだけ
女おんなはすべてを粉こなにする
愛あいしていると言いいながら 音おとを思おもい出だす
ちょっと待まっておくれ 昔むかしの夜よるに
ちょっと待まっておくれ 心こころを流ながすのは

ちょっと待まっておくれ 昔むかしの夜よるに
ちょっと待まっておくれ 心こころを流ながすのは...