宗谷岬そうやみさきは 春はるまだ遠とおく
浜辺はまべに寄よせる 流氷りゅうひょうの
軋きしむ音おとさえ 心こころを乱みだす
末枯うらがれた原野げんや サロベツは
夕日ゆうひに色いろづき 風かぜの中なか
恋こいしさ募つのる 利尻富士りしりふじ
霧きりにだかれた ノシャップ岬みさき
胸むねを裂さくよな 荒波あらなみよ
カモメ泣なくよな 波止場はとばの灯あかり
未練みれんの涙なみだ 頬ほお伝つたう
別わかれの明日あすを 知しらないで
面影おもかげゆれる 礼文島れぶんとう
凍こおる大地だいちで 添そえない人ひとに
熱あつい気持きもちを 伝つたえたい
愛あいするあなたに もう一度いちど
恋こいしさ募つのる 日本海にほんかい
宗谷岬souyamisakiはha 春haruまだmada遠tooくku
浜辺hamabeにni寄yoせるseru 流氷ryuuhyouのno
軋kishiむmu音otoさえsae 心kokoroをwo乱midaすsu
末枯uragaれたreta原野genya サロベツsarobetsuはha
夕日yuuhiにni色iroづきduki 風kazeのno中naka
恋koiしさshisa募tsunoるru 利尻富士rishirifuji
霧kiriにだかれたnidakareta ノシャップnosyappu岬misaki
胸muneをwo裂saくよなkuyona 荒波aranamiよyo
カモメkamome泣naくよなkuyona 波止場hatobaのno灯akaりri
未練mirenのno涙namida 頬hoo伝tsutaうu
別wakaれのreno明日asuをwo 知shiらないでranaide
面影omokageゆれるyureru 礼文島rebuntou
凍kooるru大地daichiでde 添soえないenai人hitoにni
熱atsuいi気持kimoちをchiwo 伝tsutaえたいetai
愛aiするあなたにsuruanatani もうmou一度ichido
恋koiしさshisa募tsunoるru 日本海nihonkai