ふられ酒 歌詞 角川博 ふりがな付

道端みちばたの猫ねこ ひろい上あげ
一緒いっしょに暮くらすか 聞きいてみる
六畳ろくじょう一間ひとまは ゆうべから
あの娘このあきが できてるぜ
ふられ女おんなは 絵えになるけれど
ふられ男おとこは 笑わらいの種たねさ
風呂屋ふろや帰がえりの 冷ひえないうちに
夢ゆめを肴さかなに ほろほろと酔よっぱらってしまおうか

横丁よこちょう屋台やたいの おやじさん
変かわらないのは あんただけ
体からだのシンまで あったまる
熱燗あつかん一本いっぽん つけてくれ
ふられ女おんなは 絵えになるけれど
ふられ男おとこは 笑わらいの種たねさ
赤あかいサンダル 川かわに投なげすて
夢ゆめを肴さかなに ほろほろと酔よっぱらってしまおうか

煙草たばこさかさに 火ひをつけて
ドジな自分じぶんに 愛想あいそつき
あの娘こ別わかれて よかったと
ぼんやり幸しあわせ 願ねがってる
ふられ女おんなは 絵えになるけれど
ふられ男おとこは 笑わらいの種たねさ
流行歌はやりうたでも どなって歌うたい
夢ゆめを肴さかなに ほろほろと酔よっぱらってしまおうか