立山たてやまに両りょうの掌てのひら合あわせ
せめて便たよりが 噂うわさが欲ほしい
まだ未練みれんたち切きれないと なぜじれる
越中えっちゅう 雪ゆきの湯ゆの町まちで
おんなが歌うたう ああ はぐれコキリコ
筑子こきりこ竹たけ 二人ふたりで鳴ならし
想おもい焦こがした 十九じゅうくと二十歳はたち
あの春はるを忘わすれた人ひとの にくらしさ
情なさけの峠とうげ越ごしかねて
おんなが歌うたう ああ はぐれコキリコ
盆ぼんが過すぎ 笛ふえの音ね太鼓だいこ
それに鍬くわ金かねきくたび想おもう
ふるさとを 見捨みすてた人ひとの身みの上うえを
茜あかねに染しみる空そら見上みあげ
おんなが歌うたう ああ はぐれコキリコ
立山tateyamaにni両ryouのno掌tenohira合aわせwase
せめてsemete便tayoりがriga 噂uwasaがga欲hoしいshii
まだmada未練mirenたちtachi切kiれないとrenaito なぜじれるnazejireru
越中etchuu 雪yukiのno湯yuのno町machiでde
おんながonnaga歌utaうu ああaa はぐれhagureコキリコkokiriko
筑子kokiriko竹take 二人futariでde鳴naらしrashi
想omoいi焦koがしたgashita 十九juukuとto二十歳hatachi
あのano春haruをwo忘wasuれたreta人hitoのno にくらしさnikurashisa
情nasaけのkeno峠touge越goしかねてshikanete
おんながonnaga歌utaうu ああaa はぐれhagureコキリコkokiriko
盆bonがga過suぎgi 笛fueのno音ne太鼓daiko
それにsoreni鍬kuwa金kaneきくたびkikutabi想omoうu
ふるさとをfurusatowo 見捨misuてたteta人hitoのno身miのno上ueをwo
茜akaneにni染shimiるru空sora見上miaげge
おんながonnaga歌utaうu ああaa はぐれhagureコキリコkokiriko