波なみのしぶき冷つめたい 風かぜも震ふるえる
沖おきじゃ かもめ 知しらんぷり
あんた命いのちの 恋こいを追おいかけ
凍こごえ死しにそう わたし
見みえますか 頬ほおをつたう涙なみだが
ぽつりぽつり雪ゆきの中なかに 落おちてゆきます
津軽つがる 津軽つがる 春はるはそこだというのに
越こえてゆきたい 越こえてゆけない
雪ゆきの海峡かいきょう… 津軽つがる
汽笛きてき残のこしあの船ふね 何処どこへゆくのよ
ここは北きたの 竜飛崎たっぴざき
あんたお願ねがい 花はなの咲さくころ
わたし迎むかえにきてよ
海鳴うみなりを 聴きけば募つのるいとしさ
冬ふゆの海うみにしがみついて 春はるを待まちます
津軽つがる 津軽つがる ひとりぼっちが寒さむいよ
波なみが揺ゆするの 風かぜが揺ゆするの
雪ゆきの海峡かいきょう… 津軽つがる
津軽つがる 津軽つがる あんた一途いちずの女おんなの
熱あつい思おもいを 風かぜよ伝つたえて
雪ゆきの海峡かいきょう… 津軽つがる
波namiのしぶきnoshibuki冷tsumeたいtai 風kazeもmo震furuえるeru
沖okiじゃja かもめkamome 知shiらんぷりranpuri
あんたanta命inochiのno 恋koiをwo追oいかけikake
凍kogoえe死shiにそうnisou わたしwatashi
見miえますかemasuka 頬hooをつたうwotsutau涙namidaがga
ぽつりぽつりpotsuripotsuri雪yukiのno中nakaにni 落oちてゆきますchiteyukimasu
津軽tsugaru 津軽tsugaru 春haruはそこだというのにhasokodatoiunoni
越koえてゆきたいeteyukitai 越koえてゆけないeteyukenai
雪yukiのno海峡kaikyou… 津軽tsugaru
汽笛kiteki残nokoしあのshiano船fune 何処dokoへゆくのよheyukunoyo
ここはkokoha北kitaのno 竜飛崎tappizaki
あんたおantao願negaいi 花hanaのno咲saくころkukoro
わたしwatashi迎mukaえにきてよenikiteyo
海鳴uminaりをriwo 聴kiけばkeba募tsunoるいとしさruitoshisa
冬fuyuのno海umiにしがみついてnishigamitsuite 春haruをwo待maちますchimasu
津軽tsugaru 津軽tsugaru ひとりぼっちがhitoribotchiga寒samuいよiyo
波namiがga揺yuするのsuruno 風kazeがga揺yuするのsuruno
雪yukiのno海峡kaikyou… 津軽tsugaru
津軽tsugaru 津軽tsugaru あんたanta一途ichizuのno女onnaのno
熱atsuいi思omoいをiwo 風kazeよyo伝tsutaえてete
雪yukiのno海峡kaikyou… 津軽tsugaru