夜霧よぎりのかなたへ 別わかれを告つげ
雄お々おしき男子ますらお 出いでてゆく
窓辺まどべにまたたく ともしびに
つきせぬ乙女おとめの 愛あいのかげ
戦たたかいに結むすぶ 誓ちかいの友とも
されど忘わすれえぬ 心こころのまち
思おもい出での姿すがた 今いまも胸むねに
いとしの乙女おとめよ 祖国そこくの灯ひよ
やさしき乙女おとめの 清きよき思おもい
海山うみやまはるかに へだつとも
ふたつの心こころに 赤あかくもゆる
こがねの灯火ともしび 永久とわに消きえず
夜霧yogiriのかなたへnokanatahe 別wakaれをrewo告tsuげge
雄o々oしきshiki男子masurao 出iでてゆくdeteyuku
窓辺madobeにまたたくnimatataku ともしびにtomoshibini
つきせぬtsukisenu乙女otomeのno 愛aiのかげnokage
戦tatakaいにini結musuぶbu 誓chikaいのino友tomo
されどsaredo忘wasuれえぬreenu 心kokoroのまちnomachi
思omoいi出deのno姿sugata 今imaもmo胸muneにni
いとしのitoshino乙女otomeよyo 祖国sokokuのno灯hiよyo
やさしきyasashiki乙女otomeのno 清kiyoきki思omoいi
海山umiyamaはるかにharukani へだつともhedatsutomo
ふたつのfutatsuno心kokoroにni 赤akaくもゆるkumoyuru
こがねのkoganeno灯火tomoshibi 永久towaにni消kiえずezu