博多の女 歌詞 北島三郎 ふりがな付

ひとの妻つまとも 知しらないで
おれはきたんだ 博多はかたの町まちへ
逢あわなきゃよかった 逢あわないで
夢ゆめにでてくる 初恋はつこいの
君きみをしっかり だいていたかった

夜よるの那珂川なかがわ 肩かたよせて
ゆけばしくしく 泣なくさざ波なみよ
ゆるして下ください ゆるしてと
わびる姿すがたが いじらしく
おれはなんにも 言いえなかったのさ

それじゃゆくぜと 背せを向むけて
夜よるの中洲なかすへ 逃にげてはみたが
まぶたをあわせりゃ 浮うかぶのさ
俺おれはやっぱり あの頃ころの
君きみをさがして 明日あすに生いきるのさ