義理ぎりと 人情にんじょうのだんだら格子かくこ
惚ほれてまたいだこの敷居しきい
苦労くろうくの字じにからだを曲まげて
みがく 男おとこの 心意気こころいき
やむにやまれぬ仁義じんぎのわらじ
聞きくは他国たこくの 夜よるの雨あめ
夢ゆめも浅草あさくさ 鳥越とりごえばやし
さめりゃ わびしいひとり旅たび
俺おれが荒野こうやの 狼おおかみならば
はやさしい 百合ゆりの花はな
慕したいこがれてさまようたとて
浮世うきよ 夜霧よぎりがじゃまをする
義理giriとto 人情ninjouのだんだらnodandara格子kakuko
惚hoれてまたいだこのretemataidakono敷居shikii
苦労kurouくのkuno字jiにからだをnikaradawo曲maげてgete
みがくmigaku 男otokoのno 心意気kokoroiki
やむにやまれぬyamuniyamarenu仁義jingiのわらじnowaraji
聞kiくはkuha他国takokuのno 夜yoruのno雨ame
夢yumeもmo浅草asakusa 鳥越torigoeばやしbayashi
さめりゃsamerya わびしいひとりwabishiihitori旅tabi
俺oreがga荒野kouyaのno 狼ookamiならばnaraba
はやさしいhayasashii 百合yuriのno花hana
慕shitaいこがれてさまようたとてikogaretesamayoutatote
浮世ukiyo 夜霧yogiriがじゃまをするgajamawosuru