旅たびから帰かえる 父ちちを待まち
夜よなべに励はげむ 女おんなでした
子供こどもは早はやく 寝ねなさいと
頭あたまをなでながら うたってくれた
まだ若わかかりし あの母ははの歌うた
夜汽車よぎしゃで帰かえる 父ちちのため
寝酒ねざけをつける 女おんなでした
父とうちゃんだけで ごめんねと
子供こどもの前まえでも のろけてみせる
まだ若わかかりし あの母ははの声こえ
便たよりもくれぬ 父ちちのため
陰膳かげぜんよそう 女おんなでした
夕飯ゆうはんどきが くるたびに
時計とけいを見上みあげては ためいきついた
まだ若わかかりし あの母ははの瞳ひとみよ
旅tabiからkara帰kaeるru 父chichiをwo待maちchi
夜yoなべにnabeni励hageむmu 女onnaでしたdeshita
子供kodomoはha早hayaくku 寝neなさいとnasaito
頭atamaをなでながらwonadenagara うたってくれたutattekureta
まだmada若wakaかりしkarishi あのano母hahaのno歌uta
夜汽車yogisyaでde帰kaeるru 父chichiのためnotame
寝酒nezakeをつけるwotsukeru 女onnaでしたdeshita
父touちゃんだけでchandakede ごめんねとgomenneto
子供kodomoのno前maeでもdemo のろけてみせるnoroketemiseru
まだmada若wakaかりしkarishi あのano母hahaのno声koe
便tayoりもくれぬrimokurenu 父chichiのためnotame
陰膳kagezenよそうyosou 女onnaでしたdeshita
夕飯yuuhanどきがdokiga くるたびにkurutabini
時計tokeiをwo見上miaげてはgeteha ためいきついたtameikitsuita
まだmada若wakaかりしkarishi あのano母hahaのno瞳hitomiよyo