灯あかりともれば はなやぐ路地ろじの
義理ぎりも人情にんじょうも 恋こいには勝かてぬ
あなたやさしい 惚ほれさせ上手じょうず
忘わすれさせるの 下手へたなひと
紅べにが紅べにが哀かなしい 左褄ひだりづま
逢あえばはしゃいで 別わかれにぐずり
泣なくもじれるも ふさぐも飲のむも
うわさ信しんじて うらんでみても
もどる笑顔えがおは あなただけ
ほれてほれてしまえば 女おんなです
すねて障子しょうじを 背中せなかでしめて
帰かえすときまで 私わたしのあなた
ないて身みをひき 爪弾つまびく小唄こうた
切きると言いう字じは 習しゅうやせぬ
意地いじも意地いじも哀かなしい 左褄ひだりづま
灯akaりともればritomoreba はなやぐhanayagu路地rojiのno
義理giriもmo人情ninjouもmo 恋koiにはniha勝kaてぬtenu
あなたやさしいanatayasashii 惚hoれさせresase上手jouzu
忘wasuれさせるのresaseruno 下手hetaなひとnahito
紅beniがga紅beniがga哀kanaしいshii 左褄hidariduma
逢aえばはしゃいでebahasyaide 別wakaれにぐずりreniguzuri
泣naくもじれるもkumojirerumo ふさぐもfusagumo飲noむもmumo
うわさuwasa信shinじてjite うらんでみてもurandemitemo
もどるmodoru笑顔egaoはha あなただけanatadake
ほれてほれてしまえばhoretehoreteshimaeba 女onnaですdesu
すねてsunete障子syoujiをwo 背中senakaでしめてdeshimete
帰kaeすときまでsutokimade 私watashiのあなたnoanata
ないてnaite身miをひきwohiki 爪弾tsumabiくku小唄kouta
切kiるとruto言iうu字jiはha 習syuuやせぬyasenu
意地ijiもmo意地ijiもmo哀kanaしいshii 左褄hidariduma