春はるの夜よるに 花はなが散ちる
ひとつの恋こいが 終おわります
思おもい切きれない この黒髪くろかみに
はらはらと 桜さくらがなぐさめる
涙なみだも静しずかに 春はる一いち夜や
春はるが来くると 蝶ちょうが来くる
うれしい夢ゆめを くれました
弾はずむくちびる 紅べにさしながら
ゆらゆらと 女おんなは蝶ちょうと舞まう
あの日ひはまぼろし 春はる一いち夜や
春はるの空そらに おぼろ月づき
涙なみだでくもる 白しろい月つき
忍しのぶ恋こいだと この指先ゆびさきで
背せの中なかに 何度なんども書かきました
心こころが流ながれる 春はる一いち夜や
春haruのno夜yoruにni 花hanaがga散chiるru
ひとつのhitotsuno恋koiがga 終oわりますwarimasu
思omoいi切kiれないrenai このkono黒髪kurokamiにni
はらはらとharaharato 桜sakuraがなぐさめるganagusameru
涙namidaもmo静shizuかにkani 春haru一ichi夜ya
春haruがga来kuるとruto 蝶chouがga来kuるru
うれしいureshii夢yumeをwo くれましたkuremashita
弾hazuむくちびるmukuchibiru 紅beniさしながらsashinagara
ゆらゆらとyurayurato 女onnaはha蝶chouとto舞maうu
あのano日hiはまぼろしhamaboroshi 春haru一ichi夜ya
春haruのno空soraにni おぼろoboro月duki
涙namidaでくもるdekumoru 白shiroいi月tsuki
忍shinoぶbu恋koiだとdato このkono指先yubisakiでde
背seのno中nakaにni 何度nandoもmo書kaきましたkimashita
心kokoroがga流nagaれるreru 春haru一ichi夜ya