艶あだは深川ふかがわ 勇いさみは神田かんだ
粋いきを売うるのは 柳橋やぎはし
そうさ男おとこさ 決きめたらやるさ
なぐられ蹴けられて ついてゆく
今日きょうのがまんが 一生いっしょう決きめる
ひとつ成なせたと 思おもったときが
次つぎのひとつの 落おとし穴あな
山やまの向むかうにゃ お山やまがあって
そのまた向むかうも 山やまばかり
それが修業しゅぎょうさ 初心しょしんに帰かえれ
サヨリみたいに 容姿ようすが良よいと
ほめたつもりが 叱しかられた
妾わたしゃそんなに お腹なかの中なかが
黒くろくはないよと 流ながし目めで
人ひとは鏡かがみさ 自分じぶんが映うつる
艶adaはha深川fukagawa 勇isaみはmiha神田kanda
粋ikiをwo売uるのはrunoha 柳橋yagihashi
そうさsousa男otokoさsa 決kiめたらやるさmetarayarusa
なぐられnagurare蹴keられてrarete ついてゆくtsuiteyuku
今日kyouのがまんがnogamanga 一生issyou決kiめるmeru
ひとつhitotsu成naせたとsetato 思omoったときがttatokiga
次tsugiのひとつのnohitotsuno 落oとしtoshi穴ana
山yamaのno向mukaうにゃunya おo山yamaがあってgaatte
そのまたsonomata向mukaうもumo 山yamaばかりbakari
それがsorega修業syugyouさsa 初心syoshinにni帰kaeれre
サヨリsayoriみたいにmitaini 容姿yousuがga良yoいとito
ほめたつもりがhometatsumoriga 叱shikaられたrareta
妾wataしゃそんなにsyasonnani おo腹nakaのno中nakaがga
黒kuroくはないよとkuhanaiyoto 流nagaしshi目meでde
人hitoはha鏡kagamiさsa 自分jibunがga映utsuるru