旅人たびびとに似合にあいの
終着しゅうちゃくの駅えきからは
一人ひとりずつ悲かなしい
さだめ背負せおった
ひとが降おりる
女おんなのいのち 一ひとつにかけて
室蘭むろらんのこの町まちへ
荷物にもつも持もたず 私わたしは来きた
無茶むちゃをして馬鹿ばかだと
口先くちさきで責せめながら
あのひとは私わたしを
ここでやさしく
抱だいてくれた
女おんなの夢ゆめは 小ちいさいけれど
何なによりもはげしくて
はるばる遠とおい町まちまで来きた
北国きたぐにの室蘭むろらん
あのひとが住すむところ
今日きょうからは私わたしも
そっとあなたの
そばで眠ねむる
女おんなの意地いじで つかんだ恋こいを
いつまでもこわさずに
夜霧よぎりよどうか つつんでいて
旅人tabibitoにni似合niaいのino
終着syuuchakuのno駅ekiからはkaraha
一人hitoriずつzutsu悲kanaしいshii
さだめsadame背負seoったtta
ひとがhitoga降oりるriru
女onnaのいのちnoinochi 一hitoつにかけてtsunikakete
室蘭muroranのこのnokono町machiへhe
荷物nimotsuもmo持moたずtazu 私watashiはha来kiたta
無茶muchaをしてwoshite馬鹿bakaだとdato
口先kuchisakiでde責seめながらmenagara
あのひとはanohitoha私watashiをwo
ここでやさしくkokodeyasashiku
抱daいてくれたitekureta
女onnaのno夢yumeはha 小chiiさいけれどsaikeredo
何naniよりもはげしくてyorimohageshikute
はるばるharubaru遠tooいi町machiまでmade来kiたta
北国kitaguniのno室蘭muroran
あのひとがanohitoga住suむところmutokoro
今日kyouからはkaraha私watashiもmo
そっとあなたのsottoanatano
そばでsobade眠nemuるru
女onnaのno意地ijiでde つかんだtsukanda恋koiをwo
いつまでもこわさずにitsumademokowasazuni
夜霧yogiriよどうかyodouka つつんでいてtsutsundeite