夜明よあけに小雨こさめが 残のこる頃ころ
港みなとで汽笛きてきが むせぶ頃ころ
どこへ行いくのか 顔かんばせかくし
小ちいさい荷物にもつの 二人ふたりづれ
恋こいとよぶには 悲かなし過すぎ
声こえをかけるもつらくなる つらくなる
行いく人ひと来くる人ひと 空港くうこうの
ロビーで二に時間じかん 待まつ女おんな
吸すったたばこが 目めにしみて
まだ来こぬ男おとこに 涙なみだぐむ
恋こいとよぶには 悲かなし過すぎ
うしろ姿すがたを見みるばかり 見みるばかり
地ちの果はて行ゆきの 汽車きしゃに乗のり
窓まどから想おもい出で 捨すてる人ひと
短みじかい手紙てがみ 二人ふたりして
何度なんども何度なんども 書かき直なおす
恋こいとよぶには 悲かなし過すぎ
汽車きしゃにまかせて ゆれるだけ ゆれるだけ
夜明yoaけにkeni小雨kosameがga 残nokoるru頃koro
港minatoでde汽笛kitekiがga むせぶmusebu頃koro
どこへdokohe行iくのかkunoka 顔kanbaseかくしkakushi
小chiiさいsai荷物nimotsuのno 二人futariづれdure
恋koiとよぶにはtoyobuniha 悲kanaしshi過suぎgi
声koeをかけるもつらくなるwokakerumotsurakunaru つらくなるtsurakunaru
行iくku人hito来kuるru人hito 空港kuukouのno
ロビrobiーでde二ni時間jikan 待maつtsu女onna
吸suったたばこがttatabakoga 目meにしみてnishimite
まだmada来koぬnu男otokoにni 涙namidaぐむgumu
恋koiとよぶにはtoyobuniha 悲kanaしshi過suぎgi
うしろushiro姿sugataをwo見miるばかりrubakari 見miるばかりrubakari
地chiのno果haてte行yuきのkino 汽車kisyaにni乗noりri
窓madoからkara想omoいi出de 捨suてるteru人hito
短mijikaいi手紙tegami 二人futariしてshite
何度nandoもmo何度nandoもmo 書kaきki直naoすsu
恋koiとよぶにはtoyobuniha 悲kanaしshi過suぎgi
汽車kisyaにまかせてnimakasete ゆれるだけyurerudake ゆれるだけyurerudake