あの時代にはもどれない 歌詞 前川清 ふりがな付

いま人生じんせいを いま振ふり返かえる
せつないほど 深ふかく
なぜめぐりあい なぜ愛あいしあう
みつめている あなたを
このときめきを この温ぬくもりを
奪うばわれないように
いつ花はなが咲さき いつ実みをつけて
小鳥ことりたちが ついばむ
過すぎた日々ひび いとしめば
あすはまた あたたかい
長ながい時間じかんを止とめて
少すこし振ふり向むくけれど
二度にどと会あえない春はるよ
あの時代ときには もどれない

ただもがいてた ただいたずらに
傷きずつけあい ながら
あの若わかさだけ あの駆かけ抜ぬけた
記憶きおくさえも 閉とじ込こめ
もう哀かなしみは もう遠とお去さかり
やすらぐ日ひはいつか
まだ綺麗きれいなら まだいいけれど
愛あいは薄うすい 氷こおりよ
涙なみださえ かわくなら
折おれるほど 抱だきしめて
誰だれも心こころのすみに
苦にがい想おもい出でかくす
過去かこは幻影まぼろしだから
あの時代ときには もどれない

過すぎた日々ひび いとしめば
あすはまた あたたかい
長ながい時間じかんを止とめて
少すこし振ふり向むくけれど
二度にどと会あえない春はるよ
あの時代ときには もどれない