雪ゆきの匂においは 津軽つがるの匂におい
情なさけぬくもり ストーブ列車れっしゃ
胸むねのいたみを 絶たち切きるために
涙なみだ 海うみぞい 鯵ヶ沢あじがさわ
…せめてひととき 傘踊かさおどり
姉あねっこ どこさ行いく いそいそと
波なみの花はな散ちる 小泊こどまり岬みさき
なぜに溶とけない 心こころの氷柱つらら
風かぜにじょんがら 背中せなかを押おされ
とさの砂山さざん 五所川原ごしょがわら
…和なごむ花茣蓙はなござ 傘踊かさおどり
旅たびの終おわりは 十和田とわだと決きめて
雪ゆきの津軽つがるを 西にしから東ひがし
リンゴ畑ばたけも お岩木山いわきさんも
冬ふゆを忍しのんで 待まつ春はるの
…夢ゆめがほころぶ 傘踊かさおどり
雪yukiのno匂nioいはiha 津軽tsugaruのno匂nioいi
情nasaけぬくもりkenukumori ストsutoーブbu列車ressya
胸muneのいたみをnoitamiwo 絶taちchi切kiるためにrutameni
涙namida 海umiぞいzoi 鯵ヶ沢ajigasawa
…せめてひとときsemetehitotoki 傘踊kasaodoりri
姉aneっこkko どこさdokosa行iくku いそいそとisoisoto
波namiのno花hana散chiるru 小泊kodomari岬misaki
なぜにnazeni溶toけないkenai 心kokoroのno氷柱tsurara
風kazeにじょんがらnijongara 背中senakaをwo押oされsare
とさのtosano砂山sazan 五所川原gosyogawara
…和nagoむmu花茣蓙hanagoza 傘踊kasaodoりri
旅tabiのno終oわりはwariha 十和田towadaとto決kiめてmete
雪yukiのno津軽tsugaruをwo 西nishiからkara東higashi
リンゴringo畑batakeもmo おo岩木山iwakisanもmo
冬fuyuをwo忍shinoんでnde 待maつtsu春haruのno
…夢yumeがほころぶgahokorobu 傘踊kasaodoりri