緑みどりの風かぜに 後おくれ毛げが
優やさしく揺ゆれた 恋こいの夜よる
初はじめて逢おうた あの夜よの君きみが
今いまは生命いのちを 賭かける君きみ
黄昏窓たそがれまどに 浮うかぶのは
愛いとしき人ひとの 旅姿たびすがた
我故われゆえ歩あゆむ 道頓堀どうとんぼりの
水みずの夕陽ゆうひが 悲かなしかろ
鈴蘭すずらん匂におう 春はるの夜よる
灯火ともしび潤うるむ 秋あきの夜よる
泣ないた 三百六さんびゃくろく十五夜じゅうごやの
愛あいの二人ふたりに 朝あさが来くる
緑midoriのno風kazeにni 後okuれre毛geがga
優yasaしくshiku揺yuれたreta 恋koiのno夜yoru
初hajiめてmete逢oうたuta あのano夜yoのno君kimiがga
今imaはha生命inochiをwo 賭kaけるkeru君kimi
黄昏窓tasogaremadoにni 浮ukaぶのはbunoha
愛itoしきshiki人hitoのno 旅姿tabisugata
我故wareyue歩ayuむmu 道頓堀doutonboriのno
水mizuのno夕陽yuuhiがga 悲kanaしかろshikaro
鈴蘭suzuran匂nioうu 春haruのno夜yoru
灯火tomoshibi潤uruむmu 秋akiのno夜yoru
泣naいたita 三百六sanbyakuroku十五夜juugoyaのno
愛aiのno二人futariにni 朝asaがga来kuるru