能登のとの火祭ひまつり 月夜つきよの浜はまに
キリコの若衆わかしゅ 渦うずを巻まく
わたしもあなたに 口説くどかれたなら
身みを灼やく女おんなに 変かわりそう
飲のんでもいいわ
御ご陣じん乗よつのや太鼓たいこの 浮うかれ酒ざけ
まるで大漁たいりょうの 巻網まきあみ起おこし
お神輿みこし火ひの中なか 水みずの中なか
つがいの鴎かもめが 飛とび立たつように
ふたりになりたい 夢見ゆめみ頃ごろ
さらっていいわ
いのちの祭まつりに 悔くいはない
能登のとの火祭ひまつり かがり火びよりも
ぶつかる人波ひとなみ なお熱あつい
あなたと寄より添そい 宇出津うしつの宿やどへ
向むかえばやさしく 海うみが鳴なる
抱だいてもいいわ
しあわせ呼よぶよな 腕うでのなか
能登notoのno火祭himatsuりri 月夜tsukiyoのno浜hamaにni
キリコkirikoのno若衆wakasyu 渦uzuをwo巻maくku
わたしもあなたにwatashimoanatani 口説kudoかれたならkaretanara
身miをwo灼yaくku女onnaにni 変kaわりそうwarisou
飲noんでもいいわndemoiiwa
御go陣jin乗yotsunoya太鼓taikoのno 浮uかれkare酒zake
まるでmarude大漁tairyouのno 巻網makiami起oこしkoshi
おo神輿mikoshi火hiのno中naka 水mizuのno中naka
つがいのtsugaino鴎kamomeがga 飛toびbi立taつようにtsuyouni
ふたりになりたいfutarininaritai 夢見yumemi頃goro
さらっていいわsaratteiiwa
いのちのinochino祭matsuりにrini 悔kuいはないihanai
能登notoのno火祭himatsuりri かがりkagari火biよりもyorimo
ぶつかるbutsukaru人波hitonami なおnao熱atsuいi
あなたとanatato寄yoりri添soいi 宇出津ushitsuのno宿yadoへhe
向muかえばやさしくkaebayasashiku 海umiがga鳴naるru
抱daいてもいいわitemoiiwa
しあわせshiawase呼yoぶよなbuyona 腕udeのなかnonaka