時ときを知しらせる 別わかれの鐘かねが
鳴なりやむまでは 抱だいててほしい
北きたの女おんなの 凍こごえる胸むねに
あなたは春はるの 陽ひだまりでした
見上みあげれば アカシアが
雨あめに震ふるえて 泣ないている
北きたの大地だいちを 流ながれる風かぜに
どこか似にている あなたのにおい
いつか戻もどって 来くる旅人たびびとの
安やすらぐだけの 止とまり木ぎでいい
手てのひらで アカシアの
花はなが静しずかに 泣ないている
あなたなしでも 季節きせつは巡めぐる
咲さいてせつない アカシアの径みち
夢ゆめの中なかでも やさしい人ひとを
忘わすれられずに 今夜こんやもひとり
見上みあげれば アカシアが
雨あめに震ふるえて 泣ないている
時tokiをwo知shiらせるraseru 別wakaれのreno鐘kaneがga
鳴naりやむまではriyamumadeha 抱daいててほしいitetehoshii
北kitaのno女onnaのno 凍kogoえるeru胸muneにni
あなたはanataha春haruのno 陽hiだまりでしたdamarideshita
見上miaげればgereba アカシアakashiaがga
雨ameにni震furuえてete 泣naいているiteiru
北kitaのno大地daichiをwo 流nagaれるreru風kazeにni
どこかdokoka似niているteiru あなたのにおいanatanonioi
いつかitsuka戻modoってtte 来kuるru旅人tabibitoのno
安yasuらぐだけのragudakeno 止toまりmari木giでいいdeii
手teのひらでnohirade アカシアakashiaのno
花hanaがga静shizuかにkani 泣naいているiteiru
あなたなしでもanatanashidemo 季節kisetsuはha巡meguるru
咲saいてせつないitesetsunai アカシアakashiaのno径michi
夢yumeのno中nakaでもdemo やさしいyasashii人hitoをwo
忘wasuれられずにrerarezuni 今夜konyaもひとりmohitori
見上miaげればgereba アカシアakashiaがga
雨ameにni震furuえてete 泣naいているiteiru