かなしいことり 歌詞 松本典子 ふりがな付

ごめんね
今いままで だまってて 本当ほんとうは彼かれがいたことを
言いいかけて 言いえなかったの
二に度どと 会あえなくなりそうで

すずしい夜明よあけの 青あおい海辺うみべで
あなたは 子供こどもみたいね
私わたしはぼんやり 遠とおくを見みてた
ふたりは かなしい ことりね

ごめんね
今いままで だまってて 本当ほんとうは彼かれがいたことを
でも あなたと同おなじあの時ときに
私わたしも 恋こいに 落おちたのよ

今いまでは あなたを好すきだけど
彼かれとは 別わかれられない
それでも あなたを 忘わすれない
ふたりは 迷まよった ことりね

打うち寄よせる波なみから 逃にげて
あなたの腕うでに 抱だきついたのに
なぜ 見みつめたら 目めをそらすの
いつものように ふざけていて

いつまでも こうしていたいけど
帰かえれないけど 帰かえるわね
これから 誰だれを愛あいしても
ふたりは 胸むねが痛いたいのに

ごめんね
今いままで だまってて
本当ほんとうは 彼かれがいたことを
でも あなたと同おなじあの時ときに
私わたしも 恋こいに落おちたのよ

優やさしい言葉ことばと ため息いきで そっと 私わたしを 責せめないで
優やさしい言葉ことばと ため息いきで そっと 私わたしを 捨すてないで