男と女 歌詞 藤圭子 ふりがな付

人ひとの心こころの裏側うらがわに
深ふかくて青あおい海うみがある
男おとこの心こころ 女おんなの心こころ
顔かおのない手てで 揺ゆらすのは誰だれ
飛とんで 飛とんで
ああ白しろい翼つばさあるなら
もっと遠とおくへ あなたと

一人ひとりの旅たびで出会であった二人ふたり
指ゆびのすき間まに零こぼれてく
男おとこの涙なみだ 女おんなの涙なみだ
旅たびの終おわりに 愛あいをみつけた
飛とんで 飛とんで
ああカモメ達たちも恋こいして
涙なみだ流ながすのでしょうか

もしも死しんだら 海うみに返かえして
心こころと体からだ 燃もえ尽つきた
男おとこの命いのち 女おんなの命いのち
海うみに返かえって また結むすばれる
飛とんで 飛とんで
ああ夕日ゆうひ浴あびたカモメよ
海うみに命いのちを託たくして
飛とんで 飛とんで
ああ白しろい翼つばさあるなら
もっと遠とおくへ あなたと