晴はれれば浮うかぶ サハリンの
島影しまかげ呼よんで 海鳥うみどり泣なけば
石いしの乙女おとめの 瞳ひとみから
ほろほろほろり ほろほろり
涙なみだこぼれる 稚内わっかない
帰かえらぬ人ひとの 噂うわささえ
いつしか消きえて 波止場はとばは残のこる
春はるのさざなみ 秋あきの月つき
あの日ひのままに 抱だきしめて
利尻りしり通がよいの 船ふねが出でる
氷雪ひょうせつ胸むねに とけぬ日ひも
海幸うみさち呼よんで また陽ひは昇のぼる
つよく手てをとり 生いきてよと
きらきらきらり きらきらり
ゆれて輝かがやく 宗谷そうや湾わん
晴haれればrereba浮uかぶkabu サハリンsaharinのno
島影shimakage呼yoんでnde 海鳥umidori泣naけばkeba
石ishiのno乙女otomeのno 瞳hitomiからkara
ほろほろほろりhorohorohorori ほろほろりhorohorori
涙namidaこぼれるkoboreru 稚内wakkanai
帰kaeらぬranu人hitoのno 噂uwasaさえsae
いつしかitsushika消kiえてete 波止場hatobaはha残nokoるru
春haruのさざなみnosazanami 秋akiのno月tsuki
あのano日hiのままにnomamani 抱daきしめてkishimete
利尻rishiri通gayoいのino 船funeがga出deるru
氷雪hyousetsu胸muneにni とけぬtokenu日hiもmo
海幸umisachi呼yoんでnde またmata陽hiはha昇noboるru
つよくtsuyoku手teをとりwotori 生iきてよとkiteyoto
きらきらきらりkirakirakirari きらきらりkirakirari
ゆれてyurete輝kagayaくku 宗谷souya湾wan