さすらい夜曲 歌詞 長保有紀 ふりがな付

流ながれ流ながれて この町まちで
送おくるこの世よの 春はるいくつ
酒さけよおまえに 聞きかそうか
さすらい男おとこの 旅たび唄うたを

硬派こうは一途いっとの この俺おれが
惚ほれたあの子こは 他人ひとの花はな
あとは言いうまい 語かたるまい
さすらい夜空よぞらが 雨あめになる

質屋しちに荷にをたし 苦労くろうした
親おやも故郷こきょうも 捨すてたのに
なんで今いまさら 夢ゆめに見みる
さすらい無情むじょうの 旅たびまくら

人ひとの幸しあわせ ふしあわせ
浴あびたうぶ湯ゆで なぜ決きまる
若わかい身空みそらで 愚痴ぐちるなよ
さすらい者ものにも 明日あしたがある

こんな時代じだいの 道みちだから
俺おれはまっすぐ 決きめて行いく
ついて来くるなら 来くるもよし
さすらい夜曲やきょくを みちづれに