女おんなひとりの 運命さだめの川かわは
渡わたりきれない 橋はしばかり
古ふるい暖簾のれんが 邪魔じゃまする恋こいに
思おもい悩なやんだ 若わかい頃ころ
あの日ひの想おもい出で 水面みなもでゆれる
金沢かなざわ おんなの浅野あさの川がわ
泣なきもしました 笑わらいもしたわ
胸むねに秘ひめてた 夢ゆめもある
卯辰山うたつやまから 街並まちなみ見みれば
過すぎたこころの 春はるや秋あき
ひとすじ流ながれる あの川かわのよに
浮ういては沈しずんだ おんな川がわ
軒のきにポツリと 行灯あかりがともり
響ひびく三味しゃみの音ね 東山ひがしやま
旧ふるい格式しきたり べんがら格子ごうし
生いきてゆきます この街まちで
あなたとふたりで せせらぎ聴きいて
金沢かなざわ おんなの浅野あさの川がわ
女onnaひとりのhitorino 運命sadameのno川kawaはha
渡wataりきれないrikirenai 橋hashiばかりbakari
古furuいi暖簾norenがga 邪魔jamaするsuru恋koiにni
思omoいi悩nayaんだnda 若wakaいi頃koro
あのano日hiのno想omoいi出de 水面minamoでゆれるdeyureru
金沢kanazawa おんなのonnano浅野asano川gawa
泣naきもしましたkimoshimashita 笑waraいもしたわimoshitawa
胸muneにni秘hiめてたmeteta 夢yumeもあるmoaru
卯辰山utatsuyamaからkara 街並machinaみmi見miればreba
過suぎたこころのgitakokorono 春haruやya秋aki
ひとすじhitosuji流nagaれるreru あのano川kawaのよにnoyoni
浮uいてはiteha沈shizuんだnda おんなonna川gawa
軒nokiにniポツリpotsuriとto 行灯akariがともりgatomori
響hibiくku三味syamiのno音ne 東山higashiyama
旧furuいi格式shikitari べんがらbengara格子goushi
生iきてゆきますkiteyukimasu このkono街machiでde
あなたとふたりでanatatofutaride せせらぎseseragi聴kiいてite
金沢kanazawa おんなのonnano浅野asano川gawa