あなたとふたりで 来きたかった
沈しずむ夕陽ゆうひの 日御碕ひのみさき
さよならはしたけれど 今いまでも好すきよ
散ちって砕くだけて また寄よせる
あの怒涛なみのよに
変かわらずあなたを 愛あいしたい
かなしい噂うわさは 佐渡さど行いきの
船ふねで捨すてたい てらどまり
やさしさがぬくもりが この手てに残のこる
心細こころぼそさに 立たちどまり
西にし空ぞらみれば
ひとりの寒さむさが 身みに沁しみる
酒田さかたをすぎれば 窓まどの外そと
ゆれる漁火いさりび 日本海にほんかい
あの笑顔かおがあの声こえが 私わたしを泣なかす
許ゆるされるなら 引ひき返かえし
あゝああもう一度いちど
逢あいたい あなたに抱だかれたい
あなたとふたりでanatatofutaride 来kiたかったtakatta
沈shizuむmu夕陽yuuhiのno 日御碕hinomisaki
さよならはしたけれどsayonarahashitakeredo 今imaでもdemo好suきよkiyo
散chiってtte砕kudaけてkete またmata寄yoせるseru
あのano怒涛namiのよにnoyoni
変kaわらずあなたをwarazuanatawo 愛aiしたいshitai
かなしいkanashii噂uwasaはha 佐渡sado行iきのkino
船funeでde捨suてたいtetai てらどまりteradomari
やさしさがぬくもりがyasashisaganukumoriga このkono手teにni残nokoるru
心細kokorobosoさにsani 立taちどまりchidomari
西nishi空zoraみればmireba
ひとりのhitorino寒samuさがsaga 身miにni沁shiみるmiru
酒田sakataをすぎればwosugireba 窓madoのno外soto
ゆれるyureru漁火isaribi 日本海nihonkai
あのano笑顔kaoがあのgaano声koeがga 私watashiをwo泣naかすkasu
許yuruされるならsarerunara 引hiきki返kaeしshi
あゝaaもうmou一度ichido
逢aいたいitai あなたにanatani抱daかれたいkaretai