あなたと流ながした 涙なみだのような
雨あめがいつしか 霙みぞれにかわる
秋あきの終おわりの 恋路こいじ浜こいじはま
忘わすれられない
肌はだの匂においの 潮騒しおさいが
沁しみて哀かなしい 能登のとの海うみ
女おんなのいのちを 二重にじゅうに三重さんじゅうに
巻まいた小指こゆびの 紅べに糸いとなのに
いつかちぎれて 流ながれ雲ぐも
遠とおいあの夜よるが
揺ゆれてせつない 姫ひめ鏡ひめかがみ
夢ゆめも濡ぬれます 港みなと宿やど
乾かわいたこころを まぎらすための
北きたの地酒じざけは 飲のむほどつらい
恋こいの砂山さざん 恋路こいじ浜はま
連つれにはぐれた
鴎かもめみたいに 明日あすもまた
泣ないて奥おく能登のと ひとり旅たび
あなたとanatato流nagaしたshita 涙namidaのようなnoyouna
雨ameがいつしかgaitsushika 霙mizoreにかわるnikawaru
秋akiのno終oわりのwarino 恋路koiji浜koijihama
忘wasuれられないrerarenai
肌hadaのno匂nioいのino 潮騒shiosaiがga
沁shiみてmite哀kanaしいshii 能登notoのno海umi
女onnaのいのちをnoinochiwo 二重nijuuにni三重sanjuuにni
巻maいたita小指koyubiのno 紅beni糸itoなのにnanoni
いつかちぎれてitsukachigirete 流nagaれre雲gumo
遠tooいあのiano夜yoruがga
揺yuれてせつないretesetsunai 姫hime鏡himekagami
夢yumeもmo濡nuれますremasu 港minato宿yado
乾kawaいたこころをitakokorowo まぎらすためのmagirasutameno
北kitaのno地酒jizakeはha 飲noむほどつらいmuhodotsurai
恋koiのno砂山sazan 恋路koiji浜hama
連tsuれにはぐれたrenihagureta
鴎kamomeみたいにmitaini 明日asuもまたmomata
泣naいてite奥oku能登noto ひとりhitori旅tabi