あなたを追おいかけて 縋すがったら
きっとふたりは 傷きずつくわ
女おんながひとり 身みをひいて
倉敷くらしき・掘割ほりわり 石畳いしだたみ
日暮ひぐれの水面みずもに 面影おもかげゆれて
恋こいしさばかりが こころに募つのります
小雨こさめの尾道おのみちは 坂さかの町まち
フェリー行ゆき交かう 港みなとまち
苦くるしいだけの 恋こいだけど
倖しあわせぬくもり 感かんじてた
あの日ひの指輪ゆびわを 波間なみまに捨すてて
おんなの迷まよいを 今日きょうこそ断たちたいの
あなたに愛あいされた あの頃ころに
戻もどれないのね もう二度にどと
錦帯橋きんたいきょうの 鵜飼舟うかいぶね
残のこり火びみたいな 篝火かがりびよ
ひと晩ばん眠ねむって 夜明よあけが来くれば
上のぼりの列車れっしゃで 明日あしたへ旅立たびだつの
あなたをanatawo追oいかけてikakete 縋sugaったらttara
きっとふたりはkittofutariha 傷kizuつくわtsukuwa
女onnaがひとりgahitori 身miをひいてwohiite
倉敷kurashiki・掘割horiwari 石畳ishidatami
日暮higuれのreno水面mizumoにni 面影omokageゆれてyurete
恋koiしさばかりがshisabakariga こころにkokoroni募tsunoりますrimasu
小雨kosameのno尾道onomichiはha 坂sakaのno町machi
フェリferiー行yuきki交kaうu 港minatoまちmachi
苦kuruしいだけのshiidakeno 恋koiだけどdakedo
倖shiawaせぬくもりsenukumori 感kanじてたjiteta
あのano日hiのno指輪yubiwaをwo 波間namimaにni捨suててtete
おんなのonnano迷mayoいをiwo 今日kyouこそkoso断taちたいのchitaino
あなたにanatani愛aiされたsareta あのano頃koroにni
戻modoれないのねrenainone もうmou二度nidoとto
錦帯橋kintaikyouのno 鵜飼舟ukaibune
残nokoりri火biみたいなmitaina 篝火kagaribiよyo
ひとhito晩ban眠nemuってtte 夜明yoaけがkega来kuればreba
上noboりのrino列車ressyaでde 明日ashitaへhe旅立tabidaつのtsuno