眠ねむるあなたを 起おこさずに
宿しゅくを出でました 忍しのび足あし
後あとふり向むけば ああ
闇やみに乱みだれる 蛍ほたる舞まい
女おんなごころの 未練みれん火びが
燃もえているよで つらくなる
呑のめぬお酒さけを せがんでは
酔よって薄うすめた 罪つみごころ
初はじめの夜よるも ああ
明あかり障子しょうじに 蛍ほたる舞まい
そっとあなたに 添そい寝ねして
数かずを数かぞえた 宿やど枕まくら
戻もどりたいけど 戻もどったら
別わかれられない 今度こんどこそ
私わたしの胸むねに ああ
揺ゆれる篝火かがりび 蛍ほたる舞まい
迷まよう足元あしもと 照てらしては
おいでおいでと 先さきを行いく
眠nemuるあなたをruanatawo 起oこさずにkosazuni
宿syukuをwo出deましたmashita 忍shinoびbi足ashi
後atoふりfuri向muけばkeba ああaa
闇yamiにni乱midaれるreru 蛍hotaru舞maいi
女onnaごころのgokorono 未練miren火biがga
燃moえているよでeteiruyode つらくなるtsurakunaru
呑noめぬおmenuo酒sakeをwo せがんではsegandeha
酔yoってtte薄usuめたmeta 罪tsumiごころgokoro
初hajiめのmeno夜yoruもmo ああaa
明akaりri障子syoujiにni 蛍hotaru舞maいi
そっとあなたにsottoanatani 添soいi寝neしてshite
数kazuをwo数kazoえたeta 宿yado枕makura
戻modoりたいけどritaikedo 戻modoったらttara
別wakaれられないrerarenai 今度kondoこそkoso
私watashiのno胸muneにni ああaa
揺yuれるreru篝火kagaribi 蛍hotaru舞maいi
迷mayoうu足元ashimoto 照teらしてはrashiteha
おいでおいでとoideoideto 先sakiをwo行iくku