霧笛むてき おまえは おんなの胸むねに
なんで冷さめたく 突つき刺ささる
とべないわたしは どうすりゃいいの
あなたひとりを ああ 連つれてゆく
港みなと… わかれ町まち
鴎かもめ啼なくこえ きこえる宿やどの
愛あいの一夜いちやを 信しんじたい
さよなら言いえずに 唇くちびるかめば
おんなごゝろが ああ また燃もえる
港みなと… なみだ酒さけ
風かぜの吹ふきよで 潮路しおじは荒あれる
どうぞご無事ぶじと 手てを合あわす
わたしのかわりに この一いちと粒つぶの
涙なみだだけでも ああ 連つれてって
港みなと… みれん船ふね
霧笛muteki おまえはomaeha おんなのonnano胸muneにni
なんでnande冷saめたくmetaku 突tsuきki刺saさるsaru
とべないわたしはtobenaiwatashiha どうすりゃいいのdousuryaiino
あなたひとりをanatahitoriwo ああaa 連tsuれてゆくreteyuku
港minato… わかれwakare町machi
鴎kamome啼naくこえkukoe きこえるkikoeru宿yadoのno
愛aiのno一夜ichiyaをwo 信shinじたいjitai
さよならsayonara言iえずにezuni 唇kuchibiruかめばkameba
おんなごonnagoゝろがroga ああaa またmata燃moえるeru
港minato… なみだnamida酒sake
風kazeのno吹fuきよでkiyode 潮路shiojiはha荒aれるreru
どうぞごdouzogo無事bujiとto 手teをwo合aわすwasu
わたしのかわりにwatashinokawarini このkono一ichiとto粒tsubuのno
涙namidaだけでもdakedemo ああaa 連tsuれてってretette
港minato… みれんmiren船fune