愛あいにはぐれた 女おんなの胸むねを
揺ゆする海鳴うみなり 夜明よあけのオホーツク
旅たびの終おわりは 北きたの果はて
はずした指輪ゆびわの 捨すて場所ばしょと
決きめた海岸かいがん 砂すなが鳴なく
逢あいたくて逢あいたくて 砂すなが鳴なく
冬ふゆの長ながさを 忍しのんで耐たえて
咲さいた黒百合くろゆり 運命さだめに生いきる花はな
ひとり彷徨さまよう 海風かぜの中なか
さよならだけしか 聞きこえない
淋さびしすぎると 砂すなが鳴なく
恋こいしくて恋こいしくて 砂すなが鳴なく
泣ないてみたって 叫さけんでみても
明日あすがみえない 遥はるかなオホーツク
離はなさないよと 抱だきしめた
やさしい言葉ことばの 傷きずあとを
波なみが洗あらえば 砂すなが鳴なく
逢あいたくて逢あいたくて 砂すなが鳴なく
愛aiにはぐれたnihagureta 女onnaのno胸muneをwo
揺yuするsuru海鳴uminaりri 夜明yoaけのkenoオホohoーツクtsuku
旅tabiのno終owaりはriha 北kitaのno果haてte
はずしたhazushita指輪yubiwaのno 捨suてte場所basyoとto
決kiめたmeta海岸kaigan 砂sunaがga鳴naくku
逢aいたくてitakute逢aいたくてitakute 砂sunaがga鳴naくku
冬fuyuのno長nagaさをsawo 忍shinoんでnde耐taえてete
咲saいたita黒百合kuroyuri 運命sadameにni生iきるkiru花hana
ひとりhitori彷徨samayoうu 海風kazeのno中naka
さよならだけしかsayonaradakeshika 聞kiこえないkoenai
淋sabiしすぎるとshisugiruto 砂sunaがga鳴naくku
恋koiしくてshikute恋koiしくてshikute 砂sunaがga鳴naくku
泣naいてみたってitemitatte 叫sakeんでみてもndemitemo
明日asuがみえないgamienai 遥haruかなkanaオホohoーツクtsuku
離hanaさないよとsanaiyoto 抱daきしめたkishimeta
やさしいyasashii言葉kotobaのno 傷kizuあとをatowo
波namiがga洗araえばeba 砂sunaがga鳴naくku
逢aいたくてitakute逢aいたくてitakute 砂sunaがga鳴naくku