アゝゝああ
ケガをするのも 欲よく出だすからよ
夫婦めおと道みちとて 同おなじこと
いつでも望のぞみの 少すこし手前てまえで
生いきるのが 暮くらすのが
一番いちばんいいのね しあわせなのね
一ひとっところで 根ねを咲さかす
いっぽん桜さくらの 意気いきなこと
アゝゝああ
あんな立派りっぱな お方かたでさえも
夫婦喧嘩ふうふげんかを すると云いう
うちらと一緒いっしょと ほっと安心あんしん
口くちにした そのあとで
とんでもないわね 比くらべるなんて
肩かたをすぼめて 苦笑にがわらい
いっぽん桜ざくらの 樹きの下したで
アゝゝああ
千せんに一ひとつも 仇あだないものは
親おやの意見いけんと ナスの花はな
も一ひとつ加くわえて 曲まがりなりにも
うちのひと このひとを
私わたしの支ささえよ 生いき甲斐がいなのよ
いつも明日あしたの 道みちしるべ
いっぽん桜ざくらの 花盛はなざかり
アaゝゝaa
ケガkegaをするのもwosurunomo 欲yoku出daすからよsukarayo
夫婦meoto道michiとてtote 同onaじことjikoto
いつでもitsudemo望nozoみのmino 少sukoしshi手前temaeでde
生iきるのがkirunoga 暮kuらすのがrasunoga
一番ichibanいいのねiinone しあわせなのねshiawasenanone
一hitoっところでttokorode 根neをwo咲saかすkasu
いっぽんippon桜sakuraのno 意気ikiなことnakoto
アaゝゝaa
あんなanna立派rippaなna おo方kataでさえもdesaemo
夫婦喧嘩fuufugenkaをwo するとsuruto云iうu
うちらとuchirato一緒issyoとto ほっとhotto安心anshin
口kuchiにしたnishita そのあとでsonoatode
とんでもないわねtondemonaiwane 比kuraべるなんてberunante
肩kataをすぼめてwosubomete 苦笑nigawaraいi
いっぽんippon桜zakuraのno 樹kiのno下shitaでde
アaゝゝaa
千senにni一hitoつもtsumo 仇adaないものはnaimonoha
親oyaのno意見ikenとto ナスnasuのno花hana
もmo一hitoつtsu加kuwaえてete 曲maがりなりにもgarinarinimo
うちのひとuchinohito このひとをkonohitowo
私watashiのno支sasaえよeyo 生iきki甲斐gaiなのよnanoyo
いつもitsumo明日ashitaのno 道michiしるべshirube
いっぽんippon桜zakuraのno 花盛hanazakaりri