途方とほうもなく 繰くり返かえす
百年ひゃくねんも続つづく戦いくさ
平和へいわな地ちも 焼やき払はらわれ
明日あしたさえ見みえない
ただ祈いのり続つづけていただけの
私わたしが導みちびく者ものとなり
啓示けいじを胸むねに 忠誠ちゅうせいを誓ちかい
いざ立たち向むかうのよ
さあ恐おそれず 信しんじ 貫つらぬいて
振ふり返かえらず 前まえへ突つき進すすめ
苦境くきょうの嵐あらしはもうじき過すぎ去さるわ
分厚ぶあつい雲くもが晴はれてゆく
罵声ばせいさえ 歓声かんせいへ 生うまれ変かわる
異端いたんの判決はんけつに嘆なげくのは
終おわりにして
聖者せいじゃではなく悪魔あくまでもない
純潔じゅんけつなロレーヌの乙女おとめは
血飛沫ちひまつさえも 真赤まっかな薔薇ばらへと
命いのちを吹ふき込こむの
さあ迷まよわず 信しんじ 貫つらぬいて
振ふり返かえらず 前まえへ突つき進すすめ
神かみに授さずかりしこの声こえで唱となえ
「私達わたしたちは決けっして負まけはしない」
立たち向むかった激烈げきれつの風かぜに
勝利しょうりの旗はた 共ともに掲かかげよう
再ふたたび生うまれた私わたしを愛あいしてくれるなら
歌うたい続つづけるわ
聖者せいじゃではなく悪魔あくまでもない
高潔こうけつな一人ひとりの淑女しゅくじょは
穢けがれ恐おそれず 髪振かみぶり乱みだして
鎧よろいを脱ぬぎ払はらう
「この身体からだが 全すべて灰はいになり
燃もえ尽つきても どうか泣なかないで」
叫さけんだ言葉ことばは 消きえ去さることなく
語かたり継つぎがられ
さあ恐おそれず 信しんじ 貫つらぬいて
振ふり返かえらず 前まえへ突つき進すすめ
天てんに召めされ逝ゆくこの声こえで叫さけぶ
「争あらそいの時代じだいはもう終おわりよ」
立たち向むかった激烈げきれつの炎ほのお
勝利しょうりの唄うたを歌うたいましょう
苦くるしみの時ときを さあ塗ぬり替かえるの
今宵こよいから新あらたな頁ぺーじへ
我われらで紡つむいでゆくのよ
途方tohouもなくmonaku 繰kuりri返kaeすsu
百年hyakunenもmo続tsuduくku戦ikusa
平和heiwaなna地chiもmo 焼yaきki払haraわれware
明日ashitaさえsae見miえないenai
ただtada祈inoりri続tsuduけていただけのketeitadakeno
私watashiがga導michibiくku者monoとなりtonari
啓示keijiをwo胸muneにni 忠誠chuuseiをwo誓chikaいi
いざiza立taちchi向muかうのよkaunoyo
さあsaa恐osoれずrezu 信shinじji 貫tsuranuいてite
振fuりri返kaeらずrazu 前maeへhe突tsuきki進susuめme
苦境kukyouのno嵐arashiはもうじきhamoujiki過suぎgi去saるわruwa
分厚buatsuいi雲kumoがga晴haれてゆくreteyuku
罵声baseiさえsae 歓声kanseiへhe 生uまれmare変kaわるwaru
異端itanのno判決hanketsuにni嘆nageくのはkunoha
終oわりにしてwarinishite
聖者seijaではなくdehanaku悪魔akumaでもないdemonai
純潔junketsuなnaロレroreーヌnuのno乙女otomeはha
血飛沫chihimatsuさえもsaemo 真赤makkaなna薔薇baraへとheto
命inochiをwo吹fuきki込koむのmuno
さあsaa迷mayoわずwazu 信shinじji 貫tsuranuいてite
振fuりri返kaeらずrazu 前maeへhe突tsuきki進susuめme
神kamiにni授sazuかりしこのkarishikono声koeでde唱tonaえe
「私達watashitachiはha決kextuしてshite負maけはしないkehashinai」
立taちchi向muかったkatta激烈gekiretsuのno風kazeにni
勝利syouriのno旗hata 共tomoにni掲kakaげようgeyou
再futataびbi生uまれたmareta私watashiをwo愛aiしてくれるならshitekurerunara
歌utaいi続tsuduけるわkeruwa
聖者seijaではなくdehanaku悪魔akumaでもないdemonai
高潔kouketsuなna一人hitoriのno淑女syukujoはha
穢kegaれre恐osoれずrezu 髪振kamibuりri乱midaしてshite
鎧yoroiをwo脱nuぎgi払haraうu
「このkono身体karadaがga 全subeてte灰haiになりninari
燃moえe尽tsuきてもkitemo どうかdouka泣naかないでkanaide」
叫sakeんだnda言葉kotobaはha 消kiえe去saることなくrukotonaku
語kataりri継tsugiがられgarare
さあsaa恐osoれずrezu 信shinじji 貫tsuranuいてite
振fuりri返kaeらずrazu 前maeへhe突tsuきki進susuめme
天tenにni召meされsare逝yuくこのkukono声koeでde叫sakeぶbu
「争arasoいのino時代jidaiはもうhamou終oわりよwariyo」
立taちchi向muかったkatta激烈gekiretsuのno炎honoo
勝利syouriのno唄utaをwo歌utaいましょうimasyou
苦kuruしみのshimino時tokiをwo さあsaa塗nuりri替kaえるのeruno
今宵koyoiからkara新araたなtana頁pêjiへhe
我wareらでrade紡tsumuいでゆくのよideyukunoyo