純粋じゅんすいだった僕ぼくらは
汚よごれもしないままの青あおで
夏なつの匂においが合図あいずみたいで
笑わらい合あえていたんだっけ
正ただしく在あれと教おしえて
くれたあなたのことを思おもい出だす
揺ゆられてたいと願ねがってしまうよ
残暑ざんしょに咲さいた、淡あわい花はな。
大切たいせつだったことでも僕ぼくらは忘わすれて
過すごしてしまうよね いつも
憧憬しょうけいはもう酷ひどく霞かすむんだ
静しずかな 病室びょうしつ薄うすれながら 笑わらう
穏おだやかな 顔かおを美うつくしいと 感かんじていた
萎なえれた、悲かなしい掌てのひら、掴つかんで
近付ちかづく 深ふかい夢ゆめ祈いのるように賛歌さんかを
冷つめたくなる指ゆび、綺麗きれいなままの身体からだ、
夕ゆうに透すけていく 肌はだぼくはもう忘わすれない
夏なつが過すぎていく。
あなたが描えがいた花はなの絵え、
愛いとしいなんて思おもっても
もう、届とどかない!
いつかはない、
いつかはない、
いつかはない、
いつかはない から。
祈いのっていたいよ まだ
純粋junsuiだったdatta僕bokuらはraha
汚yogoれもしないままのremoshinaimamano青aoでde
夏natsuのno匂nioいがiga合図aizuみたいでmitaide
笑waraいi合aえていたんだっけeteitandakke
正tadaしくshiku在aれとreto教oshiえてete
くれたあなたのことをkuretaanatanokotowo思omoいi出daすsu
揺yuられてたいとraretetaito願negaってしまうよtteshimauyo
残暑zansyoにni咲saいたita、淡awaいi花hana。
大切taisetsuだったことでもdattakotodemo僕bokuらはraha忘wasuれてrete
過suごしてしまうよねgoshiteshimauyone いつもitsumo
憧憬syoukeiはもうhamou酷hidoくku霞kasumuんだnda
静shizuかなkana 病室byoushitsu薄usuれながらrenagara 笑waraうu
穏odaやかなyakana 顔kaoをwo美utsukuしいとshiito 感kanじていたjiteita
萎naeれたreta、悲kanaしいshii掌tenohira、掴tsukaんでnde
近付chikaduくku 深fukaいi夢yume祈inoるようにruyouni賛歌sankaをwo
冷tsumeたくなるtakunaru指yubi、綺麗kireiなままのnamamano身体karada、
夕yuuにni透suけていくketeiku 肌hadaぼくはもうbokuhamou忘wasuれないrenai
夏natsuがga過suぎていくgiteiku。
あなたがanataga描egaいたita花hanaのno絵e、
愛itoしいなんてshiinante思omoってもttemo
もうmou、届todoかないkanai!
いつかはないitsukahanai、
いつかはないitsukahanai、
いつかはないitsukahanai、
いつかはないitsukahanai からkara。
祈inoっていたいよtteitaiyo まだmada