風かぜが吹ふく 重おもい心こころ
呼よび戻もどすこともできず
あの人ひとは帰かえらない
冬ふゆの海うみに白しろい帆ほが ひとつふたつ
うち寄よせる 白しろい波なみ
耳鳴みみなりのように 聞きこえる
風かぜになびく 僕ぼくの髪かみ
あれた肌はだに ぱさぱさと音おとをたて
遠とおく見みる水平線すいへいせんに
今いま 沈しずむ夕焼ゆうやけが
せつない言葉ことば 語かたりかけてくれる
もうじきしあわせがくると
長ながいマフラー 首くびに巻まき
あなたの優やさしき におい
想おもい出だし背中せなかすぼめ
吐はく息いきの白しろさに 涙なみだ隠かくす
浜辺はまべに立たち かじかむ手てを
ポケットの中なかに入いれて
二に、三歩前さんぽまえに 歩あるき出だすと
想おもい出では二に、三歩さんぽ 後あとずさる
遠とおく見みる水平線すいへいせんに
今いま 沈しずむ夕焼ゆうやけが
せつない言葉ことば 語かたりかけてくれる
もうじきしあわせがくると
風kazeがga吹fuくku 重omoいi心kokoro
呼yoびbi戻modoすこともできずsukotomodekizu
あのano人hitoはha帰kaeらないranai
冬fuyuのno海umiにni白shiroいi帆hoがga ひとつふたつhitotsufutatsu
うちuchi寄yoせるseru 白shiroいi波nami
耳鳴miminaりのようにrinoyouni 聞kiこえるkoeru
風kazeになびくninabiku 僕bokuのno髪kami
あれたareta肌hadaにni ぱさぱさとpasapasato音otoをたてwotate
遠tooくku見miるru水平線suiheisenにni
今ima 沈shizuむmu夕焼yuuyaけがkega
せつないsetsunai言葉kotoba 語kataりかけてくれるrikaketekureru
もうじきしあわせがくるとmoujikishiawasegakuruto
長nagaいiマフラmafuraー 首kubiにni巻maきki
あなたのanatano優yasaしきshiki においnioi
想omoいi出daしshi背中senakaすぼめsubome
吐haくku息ikiのno白shiroさにsani 涙namida隠kaくすkusu
浜辺hamabeにni立taちchi かじかむkajikamu手teをwo
ポケットpokettoのno中nakaにni入iれてrete
二ni、三歩前sanpomaeにni 歩aruきki出daすとsuto
想omoいi出deはha二ni、三歩sanpo 後atoずさるzusaru
遠tooくku見miるru水平線suiheisenにni
今ima 沈shizuむmu夕焼yuuyaけがkega
せつないsetsunai言葉kotoba 語kataりかけてくれるrikaketekureru
もうじきしあわせがくるとmoujikishiawasegakuruto