そこには四季しきがあり それこそが美うつくしさで
ぼくはここでこうして君きみを待まつ
春はるには花はなの様ように それもまたたおやかさで
竦すくみ見蕩みとれるうちに花はな落おちる
低ひくく重おもたく 雨あめつづき
君きみ沈しずみうつ日ひは離はなれず 窺うかがう
短みじかい夏なつは過すぎ 音おとも立たてず秋あきになる
いつか君きみは微かすかに色いろつける
冷つめたく白しろく長ながい冬ふゆ
君きみ枯かれぬようにただ手てをとりあたたむ
やがて雪ゆきは解とけて 流ながれるまま春はるが来くる
やっと君きみは小ちいさくつぼみつく
そこには四季しきがあり それこそが美うつくしさで
ぼくは今いまもこうして君きみを待まつ
そこにはsokoniha四季shikiがありgaari それこそがsorekosoga美utsukuしさでshisade
ぼくはここでこうしてbokuhakokodekoushite君kimiをwo待maつtsu
春haruにはniha花hanaのno様youにni それもまたたおやかさでsoremomatataoyakasade
竦sukuみmi見蕩mitoれるうちにreruuchini花hana落oちるchiru
低hikuくku重omoたくtaku 雨ameつづきtsuduki
君kimi沈shizuみうつmiutsu日hiはha離hanaれずrezu 窺ukagaうu
短mijikaいi夏natsuはha過suぎgi 音otoもmo立taてずtezu秋akiになるninaru
いつかitsuka君kimiはha微kasuかにkani色iroつけるtsukeru
冷tsumeたくtaku白shiroくku長nagaいi冬fuyu
君kimi枯kaれぬようにただrenuyounitada手teをとりあたたむwotoriatatamu
やがてyagate雪yukiはha解toけてkete 流nagaれるままrerumama春haruがga来kuるru
やっとyatto君kimiはha小chiiさくつぼみつくsakutsubomitsuku
そこにはsokoniha四季shikiがありgaari それこそがsorekosoga美utsukuしさでshisade
ぼくはbokuha今imaもこうしてmokoushite君kimiをwo待maつtsu