艶いろめく月つきを抱だく 淡あわい斑雲むらくも この私わたしも独ひとり 薄うすれ逝いく
五月雨さみだれの昊そらを朦朧ぼんやりと窓越まどごしに視みて 瞳ひとみを潤うるわす 私わたしは私わたしなのだろうか?
考かんがえる そう 肘ひじをつき 眼めを閉とじて 吐息といきを顰ひそめ
艶いろめく月つきを抱だく 淡あわい斑雲むらくも そっと蘂はなへと雪そそぐ 霈ひさめのように
この私わたしも独ひとり 翳かげり萎しおれる 逸いっそこのまま融とけて 無空むくうに消きえたい
卍華鏡まんげきょうみたいな繰返くりかえす毎日まいにちに倦うみ 掌てのひらのうえの 気休きやすめをまた口くちに含ふくむ
時ときは唯ただ 明日あすを連つれ 容赦無ようしゃない 光ひかりを浴あびせ
艶いろめく月つきを抱だく 淡あわい斑雲むらくも そっと蘂はなへと雪すすぐ 霈ひさめのように
この私わたしも独ひとり 翳かげり萎しおれる 逸いっそこのまま融とけて 無空むくうに消きえたい
哀かなしくて、、、もう、、、苦くるしくて、、、 只管ひたすらに 頭あたまをかかえ眠ねむる
何時いつからが過去かこなの?何時いつからが未来みらい?現在此処いまここに居いるのは誰だれでしょう?
艶いろめく月つきを抱だく 淡あわい斑雲むらくも そっと蘂はなへと雪そそぐ 霈ひさめのように
この私わたしも独ひとり 翳かげり萎しおれる 逸いっそこのまま融とけて 無空むくうに消きえたい
あの皐月さつきのように あの紫陽花あじさいのように 私わたしも消きえたい
艶iroめくmeku月tsukiをwo抱daくku 淡awaいi斑雲murakumo このkono私watashiもmo独hitoりri 薄usuれre逝iくku
五月雨samidareのno昊soraをwo朦朧bonyariとto窓越madogoしにshini視miてte 瞳hitomiをwo潤uruわすwasu 私watashiはha私watashiなのだろうかnanodarouka?
考kangaえるeru そうsou 肘hijiをつきwotsuki 眼meをwo閉toじてjite 吐息toikiをwo顰hisoめme
艶iroめくmeku月tsukiをwo抱daくku 淡awaいi斑雲murakumo そっとsotto蘂hanaへとheto雪sosoぐgu 霈hisameのようにnoyouni
このkono私watashiもmo独hitoりri 翳kageりri萎shioれるreru 逸ixtuそこのままsokonomama融toけてkete 無空mukuuにni消kiえたいetai
卍華鏡mangekyouみたいなmitaina繰返kurikaeすsu毎日mainichiにni倦uみmi 掌tenohiraのうえのnoueno 気休kiyasuめをまたmewomata口kuchiにni含fukuむmu
時tokiはha唯tada 明日asuをwo連tsuれre 容赦無yousyanaいi 光hikariをwo浴aびせbise
艶iroめくmeku月tsukiをwo抱daくku 淡awaいi斑雲murakumo そっとsotto蘂hanaへとheto雪susuぐgu 霈hisameのようにnoyouni
このkono私watashiもmo独hitoりri 翳kageりri萎shioれるreru 逸ixtuそこのままsokonomama融toけてkete 無空mukuuにni消kiえたいetai
哀kanaしくてshikute、、、もうmou、、、苦kuruしくてshikute、、、 只管hitasuraにni 頭atamaをかかえwokakae眠nemuるru
何時itsuからがkaraga過去kakoなのnano?何時itsuからがkaraga未来mirai?現在此処imakokoにni居iるのはrunoha誰dareでしょうdesyou?
艶iroめくmeku月tsukiをwo抱daくku 淡awaいi斑雲murakumo そっとsotto蘂hanaへとheto雪sosoぐgu 霈hisameのようにnoyouni
このkono私watashiもmo独hitoりri 翳kageりri萎shioれるreru 逸ixtuそこのままsokonomama融toけてkete 無空mukuuにni消kiえたいetai
あのano皐月satsukiのようにnoyouni あのano紫陽花ajisaiのようにnoyouni 私watashiもmo消kiえたいetai