黒き風雪の魔女 歌詞 妖精帝國 ふりがな付

この胸むねを裂さく消きえない痛いたみ
闇やみに埋うもれた早はやい朝焼あさやけ
忘わすれもしない猫撫ねこなで声ごえ
愚おろかな人ひとここを消きえ去さった

許ゆるさない

傷心しょうしんの日々ひび虚うつろな瞳ひとみ
高たかき崖がけから見下みおろした街まち
纏まとわり付つく猫撫ねこなで声ごえ
遂ついにこの身みを海うみに投なげ打うった

生うまれ変かわるならば
もう一度いちど貴方あなたに
会あいたいと

太陽たいようの暖あたたかい陽射ひざしはもう届とどかない
暗くらき海底かいてい
珊瑚さんごの絨毯じゅうたんに倒たおれた祭壇さいだんの
小ちいさな灯火ともしび瞬またたいた

現代げんだいの世よに蘇よみがえった
呼よび名なは黒くろき風雪ふうせつの魔女まじょ
私わたしを捨すてた愚おろかな人ひと
復讐ふくしゅうの為ため生うまれ変かわった

許ゆるせない

私わたしは黒くろき獣けものになり
猫撫ねこなで声ごえで雪ゆきを降ふらせる
憎にくき人類じんるい滅ほろぼす為ため
優雅ゆうがな爪つめで雲くもを切きり裂さいた

わからないどうして
この胸むねいつから
焦こがれたの

悲かなしみの吹雪ふぶきで全すべて凍こおらせましょう
淡あわき想おもいも
人類じんるいも世界せかいも滅ほろびて仕舞しまえばいい
私わたしの儚はかない恋こいと共ともに