Shadow 歌詞 The Floor ふりがな付

足早あしばやに過すぎる日々ひびが
簡単かんたんに取とり残のこしていく
右みぎも左ひだりも分わからぬまま
立たち竦すくんでいた

間違まちがいを恐おそれて正解せいかいを求もとめて
迷まよいながらでも進すすんでみる
そんなもんだろう

忍しのび寄よる影かげ
背後はいごに纏まとわりついて離はなれない
足音あしおとが怖こわくなって振ふり返かえりたくても
鳴なり響ひびいた鐘かねの音おとが
気付きづかせ続つづけてくれるから
未来みらいはここにある
譲ゆずれない 傷きずついたとしても

さよならは空そらの彼方かなた
両手りょうてには少すこしばかりの
愛あいと毒どくを握にぎりしめて
歩あるいていくんだ

思おもい出だしていたのは
腐くさらせた夜よるのこと
躓つまずきながらも進すすんでみる
きっとそうなんだろう

陰かげりの中なかで見みかけた
少年しょうねんを自分じぶんに重かさねて
闇雲やみくもに手てを伸のばして
追おいかけてしまうけど
陽ひが照てり揺ゆれて溶とけてく
いつかの蜃気楼しんきろうみたいだな
過去かこは消きえないから
蓋ふたしてしまい込こんでさ

僕ぼくだけの影かげ これからは
もう二に度どと掴つかんで離はなさない
太陽たいようが沈しずみだして消きえかけてしまっても
鳴なり響ひびいた鐘かねの音おとが
気付きづかせ続つづけてくれるから
未来みらいはここにある
いつでも思おもい出だせるように