眠ねむれや眠ねむれ 祈いのりを捧ささげて
命いのちが落おちた 白砂しらすの跡あとに咲さく花はな
通とおり過すぎては また続つづいてく わだち
追憶ついおくの香かおり 伝つたわる熱ねつは
その先さきには持もっていけない
それでも
残のこしてきた言葉ことばだけは確たしか
悲かなしみの中なかで詞うたは響ひびくだろう
何なにもかも失なくしても そこにあるもの
忘わすれ去さられた花はなは命いのちを賭として
白砂しらすのなかに沈しずむだけ
時ときは全すべてを 飲のみ込こんで消きえていくだけ
誰だれかが繋つなぎ また続つづいてく わだち
温あたたかな光ひかり 瞬またたく音おとは
その先さきではきっと潰ついえる
それでも
託たくしてきた思おもいだけは確たしか
悲かなしみの中なかで詞うたは響ひびくだろう
何なにもかも壊こわされて 灯ともる蛍火けいか
砂原すなはらの果はてに救すくいなどなくても
それでいい ただ生いきるだけ
悲かなしみの中なかで詞うたは響ひびくだろう
何なにもかも失なくしても そこにあるもの
忘わすれ去さられた種たねは茨いばらとなりて
立たち上あがれ 獣けもの道みちを行いけ
眠ねむれや眠ねむれ 祈いのりを捧ささげて
眠ねむれや眠ねむれ 果はてなき時代じだいで
眠nemuれやreya眠nemuれre 祈inoりをriwo捧sasaげてgete
命inochiがga落oちたchita 白砂shirasuのno跡atoにni咲saくku花hana
通tooりri過suぎてはgiteha またmata続tsuduいてくiteku わだちwadachi
追憶tsuiokuのno香kaoりri 伝tsutaわるwaru熱netsuはha
そのsono先sakiにはniha持moっていけないtteikenai
それでもsoredemo
残nokoしてきたshitekita言葉kotobaだけはdakeha確tashiかka
悲kanaしみのshimino中nakaでde詞utaはha響hibiくだろうkudarou
何naniもかもmokamo失naくしてもkushitemo そこにあるものsokoniarumono
忘wasuれre去saられたrareta花hanaはha命inochiをwo賭toしてshite
白砂shirasuのなかにnonakani沈shizuむだけmudake
時tokiはha全subeてをtewo 飲noみmi込koんでnde消kiえていくだけeteikudake
誰dareかがkaga繋tsunaぎgi またmata続tsuduいてくiteku わだちwadachi
温atataかなkana光hikari 瞬matataくku音otoはha
そのsono先sakiではきっとdehakitto潰tsuiえるeru
それでもsoredemo
託takuしてきたshitekita思omoいだけはidakeha確tashiかka
悲kanaしみのshimino中nakaでde詞utaはha響hibiくだろうkudarou
何naniもかもmokamo壊kowaされてsarete 灯tomoるru蛍火keika
砂原sunaharaのno果haてにteni救sukuいなどなくてもinadonakutemo
それでいいsoredeii ただtada生iきるだけkirudake
悲kanaしみのshimino中nakaでde詞utaはha響hibiくだろうkudarou
何naniもかもmokamo失naくしてもkushitemo そこにあるものsokoniarumono
忘wasuれre去saられたrareta種taneはha茨ibaraとなりてtonarite
立taちchi上aがれgare 獣kemono道michiをwo行iけke
眠nemuれやreya眠nemuれre 祈inoりをriwo捧sasaげてgete
眠nemuれやreya眠nemuれre 果haてなきtenaki時代jidaiでde