捨すてて逃のがれた
故郷こきょうでも
離はなれてみれば
恋こいしいものよ
生いきるのぞみを
分わけあった
あなた 今いまでは
遠とおい 遠とおい人ひと
人ひとを待まつのは
辛つらいもの
待またれているは
尚なお、辛つらい
待まちも待またれるも
しない身みの
ひとりぼっちは
泣なける 泣なけるだけ
野辺のべの名なもない
花はなよりも
幸しあわせ薄うすい
私わたしのいのち
どうせ この世よの
旅路たびじには
こころ休やすめる
宿やども 宿やども無ない
捨suててtete逃nogaれたreta
故郷kokyouでもdemo
離hanaれてみればretemireba
恋koiしいものよshiimonoyo
生iきるのぞみをkirunozomiwo
分waけあったkeatta
あなたanata 今imaではdeha
遠tooいi 遠tooいi人hito
人hitoをwo待maつのはtsunoha
辛tsuraいものimono
待maたれているはtareteiruha
尚nao、辛tsuraいi
待maちもchimo待maたれるもtarerumo
しないshinai身miのno
ひとりぼっちはhitoribotchiha
泣naけるkeru 泣naけるだけkerudake
野辺nobeのno名naもないmonai
花hanaよりもyorimo
幸shiawaせse薄usuいi
私watashiのいのちnoinochi
どうせdouse このkono世yoのno
旅路tabijiにはniha
こころkokoro休yasuめるmeru
宿yadoもmo 宿yadoもmo無naいi