ふとした瞬間しゅんかんに 思おもい出だす事こと
君きみはいつも 言いってた 「海うみが好すきなの」
遠とおくに霞かすんだ 遊覧船ゆうらんせんは
すぐに消きえてしまった 朱色しゅいろの砂浜すなはま
しゃがみこんでは 数かぞえきれない
貝殻かいがらの声こえに 耳みみを傾かたむけた
重かさねた指ゆびと指先ゆびさきが 波なみに溶とけて
うつむいた君きみと夕焼ゆうやけが キラキラしてた
沈黙ちんもくは続つづく 淑しとやかな時間とき
風かぜの音おともちょっと 遠慮えんりょがちみたい
目めを細ほそめては 家路いえじを急いそぐ
海鳥うみどりの影かげに サヨナラを告つげた
朱あかの太陽たいようは水平線すいへいせんで 目めをこすって
遠とおくで笑わらう ふたりの声こえに嫉妬しっとしてた
あぁ嘘うそみたい
砂すなだらけのシャツに 今いまも残のこっている
君きみの水飛沫みずしぶき
あぁ夢ゆめみたい
重かさねた指ゆびと指先ゆびさきが 波なみに溶とけて
ころんじゃった君きみと夕焼ゆうやけが キラキラしてた
あぁもう誰だれも僕ぼく達たちのこと邪魔じゃまできない
笑わらわれてもいい 少すこしだけ 目めを閉とじてくれ
あぁ嘘うそみたい
嘘うそみたい
ふとしたfutoshita瞬間syunkanにni 思omoいi出daすsu事koto
君kimiはいつもhaitsumo 言iってたtteta 「海umiがga好suきなのkinano」
遠tooくにkuni霞kasuんだnda 遊覧船yuuransenはha
すぐにsuguni消kiえてしまったeteshimatta 朱色syuiroのno砂浜sunahama
しゃがみこんではsyagamikondeha 数kazoえきれないekirenai
貝殻kaigaraのno声koeにni 耳mimiをwo傾katamuけたketa
重kasaねたneta指yubiとto指先yubisakiがga 波namiにni溶toけてkete
うつむいたutsumuita君kimiとto夕焼yuuyaけがkega キラキラkirakiraしてたshiteta
沈黙chinmokuはha続tsuduくku 淑shitoやかなyakana時間toki
風kazeのno音otoもちょっとmochotto 遠慮enryoがちみたいgachimitai
目meをwo細hosoめてはmeteha 家路iejiをwo急isoぐgu
海鳥umidoriのno影kageにni サヨナラsayonaraをwo告tsuげたgeta
朱akaのno太陽taiyouはha水平線suiheisenでde 目meをこすってwokosutte
遠tooくでkude笑waraうu ふたりのfutarino声koeにni嫉妬shittoしてたshiteta
あぁaa嘘usoみたいmitai
砂sunaだらけのdarakenoシャツsyatsuにni 今imaもmo残nokoっているtteiru
君kimiのno水飛沫mizushibuki
あぁaa夢yumeみたいmitai
重kasaねたneta指yubiとto指先yubisakiがga 波namiにni溶toけてkete
ころんじゃったkoronjatta君kimiとto夕焼yuuyaけがkega キラキラkirakiraしてたshiteta
あぁもうaamou誰dareもmo僕boku達tachiのことnokoto邪魔jamaできないdekinai
笑waraわれてもいいwaretemoii 少sukoしだけshidake 目meをwo閉toじてくれjitekure
あぁaa嘘usoみたいmitai
嘘usoみたいmitai