傷きずつけば傷きずつくほど優やさしくなれた
貧まずしさは大おおきな力ちからになり
意気地いくじのなさは勇気ゆうきに変かわる
ひねた瞳ひとみは真実しんじつを欲ほしがる
真実しんじつはとてつもなく激はげしかった
愛あいせば愛あいするほど苦くるしくなる
はかなさが美うつくしいから
死しにたくてもまた歩あるいた
俺おれはいま真夜中まよなかの湾岸わんがんをとばしている
カーラジオ消けして受話器じゅわきを耳みみにかたむける
進路しんろは東ひがしへとお前まえの声こえを聞ききながら走はしる
とうとう昭和しょうわの歴史れきしが終おわった
悲かなしめば悲かなしむほど想おもいやれた
悔くやしさは大おおきな力ちからになり
力ちからはいつしか詩うたになる
許ゆるせないのは自分じぶんとなる
俺おれはいま受話器じゅわきを静しずかに置おいた
あゝああ 吹ふきすさぶ強つよく冷つめたい風かぜに抱だかれたい
夜明よあけ前まえの街まちが確たしかに動うごき始はじめてる
とうとう昭和しょうわの歴史れきしが終おわった
夜明よあけ前まえの街まちが確たしかに動うごき始はじめてる
とうとう昭和しょうわの歴史れきしが終おわった
傷kizuつけばtsukeba傷kizuつくほどtsukuhodo優yasaしくなれたshikunareta
貧mazuしさはshisaha大ooきなkina力chikaraになりninari
意気地ikujiのなさはnonasaha勇気yuukiにni変kaわるwaru
ひねたhineta瞳hitomiはha真実shinjitsuをwo欲hoしがるshigaru
真実shinjitsuはとてつもなくhatotetsumonaku激hageしかったshikatta
愛aiせばseba愛aiするほどsuruhodo苦kuruしくなるshikunaru
はかなさがhakanasaga美utsukuしいからshiikara
死shiにたくてもまたnitakutemomata歩aruいたita
俺oreはいまhaima真夜中mayonakaのno湾岸wanganをとばしているwotobashiteiru
カkaーラジオrajio消keしてshite受話器juwakiをwo耳mimiにかたむけるnikatamukeru
進路shinroはha東higashiへとおhetoo前maeのno声koeをwo聞kiきながらkinagara走hashiるru
とうとうtoutou昭和syouwaのno歴史rekishiがga終oわったwatta
悲kanaしめばshimeba悲kanaしむほどshimuhodo想omoいやれたiyareta
悔kuyaしさはshisaha大ooきなkina力chikaraになりninari
力chikaraはいつしかhaitsushika詩utaになるninaru
許yuruせないのはsenainoha自分jibunとなるtonaru
俺oreはいまhaima受話器juwakiをwo静shizuかにkani置oいたita
あaゝああaa 吹fuきすさぶkisusabu強tsuyoくku冷tsumeたいtai風kazeにni抱daかれたいkaretai
夜明yoaけke前maeのno街machiがga確tashiかにkani動ugoきki始hajiめてるmeteru
とうとうtoutou昭和syouwaのno歴史rekishiがga終oわったwatta
夜明yoaけke前maeのno街machiがga確tashiかにkani動ugoきki始hajiめてるmeteru
とうとうtoutou昭和syouwaのno歴史rekishiがga終oわったwatta